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02月12日-02号

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  1. 富士宮市議会 2021-02-12
    02月12日-02号


    取得元: 富士宮市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-01-03
    令和 3年  2月 定例会(第1回)                    令 和 3 年                 富士宮市議会2月定例会会議録                     第 2 号                 令和3年2月12日(金曜日)                                       1 議事日程(第2号)              令和3年2月12日(金)午前9時00分 開議  日程第1 議第 1号 富士宮市印鑑条例の一部を改正する条例制定について          日程第2 議第 2号 富士宮市出張所設置条例の一部を改正する条例制定について       日程第3 議第 3号 富士宮市手数料条例の一部を改正する条例制定について         日程第4 議第 4号 富士宮市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について     日程第5 議第 5号 富士宮市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防             支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定             める条例及び富士宮市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関す             る基準等を定める条例の一部を改正する条例制定について        日程第6 議第 6号 富士宮市立公民館条例の一部を改正する条例制定について        日程第7 議第 7号 富士宮市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例制定             について                              日程第8 議第 8号 富士宮市経済変動対策貸付資金利子補給基金条例制定について      日程第9 議第 9号 富士宮市地域創生基金条例制定について                日程第10 議第10号 富士宮市防災行政無線(同報系)デジタル化整備工事請負契約の変更に             ついて                               日程第11 議第11号 富士宮市民体育館長寿命化工事(建築工事)請負契約の変更について   日程第12 議第12号 市道路線の認定について                       日程第13 議第13号 令和2年度富士宮市一般会計補正予算(第10号)           日程第14 議第14号 令和2年度富士宮市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)    日程第15 議第15号 令和2年度富士宮市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)      日程第16 議第16号 令和2年度富士宮市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第3号)   日程第17 議第17号 令和2年度富士宮市水道事業会計補正予算(第3号)          日程第18 議第18号 令和2年度富士宮市下水道事業会計補正予算(第4号)         日程第19 議第19号 令和2年度富士宮市病院事業会計補正予算(第4号)          日程第20 議第31号 令和2年度富士宮市一般会計補正予算(第11号)           日程第21 議第20号 令和3年度富士宮市一般会計予算                   日程第22 議第21号 令和3年度富士宮市北山財産区特別会計予算              日程第23 議第22号 令和3年度富士宮市国民健康保険事業特別会計予算           日程第24 議第23号 令和3年度富士宮市上井出区財産区特別会計予算            日程第25 議第24号 令和3年度富士宮市猪之頭区財産区特別会計予算            日程第26 議第25号 令和3年度富士宮市根原区財産区特別会計予算             日程第27 議第26号 令和3年度富士宮市介護保険事業特別会計予算             日程第28 議第27号 令和3年度富士宮市後期高齢者医療事業特別会計予算          日程第29 議第28号 令和3年度富士宮市水道事業会計予算                 日程第30 議第29号 令和3年度富士宮市下水道事業会計予算                日程第31 議第30号 令和3年度富士宮市病院事業会計予算                                                      2 本日の会議に付した事件  議事日程(第2号)に同じ                                       3 出席議員(21名)      1番  渡 辺 佳 正 議員       2番  若 林 志津子 議員      3番  近 藤 千 鶴 議員       4番  辻 村 岳 瑠 議員      5番  細 沢   覚 議員       6番  望 月 則 男 議員      7番  齋 藤 和 文 議員       8番  佐 野 寿 夫 議員      9番  植 松 健 一 議員      10番  野 本 貴 之 議員     11番  中 村 憲 一 議員      12番  深 澤 竜 介 議員     13番  佐 野   孜 議員      14番  佐 野 和 彦 議員     16番  遠 藤 英 明 議員      17番  稲 葉 晃 司 議員     18番  諏訪部 孝 敏 議員      19番  鈴 木   弘 議員     20番  村 瀬   旬 議員      21番  小 松 快 造 議員     22番  松 永 孝 男 議員                                       4 事務局職員出席者(5名)  事 務 局 長  古 郡 和 明 君    事 務 次 長  秋 山 雅 之 君  主 任 主 査  中 山   淳 君    主    査  谷 川 光 基 君  主    査  佐 野 真菜実 君                                       5 説明のための出席者(39名)  市    長  須 藤 秀 忠 君    副  市  長  芦 澤 英 治 君  副  市  長  渡 邉 恭 一 君    総 務 部 長  深 澤 秀 人 君  企 画 部 長  篠 原 晃 信 君    財 政 部 長  中 村 日出和 君  市 民 部 長  宇佐美   巧 君    産業振興部長  高 野 裕 章 君  環 境 部 長  大 原   勝 君    保健福祉部長  小 林 博 之 君                       兼 福 祉事務                       所    長  都市整備部長  滝 川 日出男 君    水 道 部 長  渡 辺 文 英 君  危 機 管理監  石 川 幸 秀 君    消  防  長  蛭 川 公 雄 君  市 立 病 院  望 月 哲 也 君    行 政 課長兼  佐 野 史 俊 君  事 務 部 長               選 挙 管 理                       委  員  会                       事 務 局 長  企画戦略課長  杉 浦   真 君    財 政 課 長  小 西 雅 和 君  教  育  長  池 谷 眞 德 君    教 育 部 長  植 松 宏 幸 君  教育部参事兼  深 澤 哲 治 君    人 事 課 長  赤 池 新 吾 君  文 化 課 長  地域政策推進  佐 野 和 也 君    富  士  山  深 谷 一 彦 君  室    長               世界遺産課長  資産活用課長  湯 澤   智 君    市 民 税課長  佐 野 利 幸 君  市 民 課 長  遠 藤 寿 代 君    保険年金課長  小 川 泰 史 君  農業政策課長  中 野 信 男 君    食のまち推進  野 毛 裕紀子 君  兼農業委員会               室    長  事 務 局 長  商 工 振興課  風 岡 達 也 君    商工振興課長  赤 池 厚 司 君  参  事  兼  観 光 課 長  清掃センター  清   靖 雄 君    高齢介護支援  渡 辺 良 正 君  所    長               課    長  福祉総合相談  沼 倉 直 也 君    健康増進課長  飯 島   卓 君  課    長  警防救急課長  近 藤 俊 光 君    学 校 教育課  高 田 真 和 君                       参    事  スポーツ振興  芦 澤 通 恭 君  課    長                                                                            午前9時00分開議 ○議長(佐野寿夫議員) 御起立願います。                   〔全員起立〕 ○議長(佐野寿夫議員) 礼。御着席願います。 直ちに本日の会議を開きます。 △日程第1 議第 1号 富士宮市印鑑条例の一部を改正する条例制定について △日程第2 議第 2号 富士宮市出張所設置条例の一部を改正する条例制定について △日程第3 議第 3号 富士宮市手数料条例の一部を改正する条例制定について △日程第4 議第 4号 富士宮市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について △日程第5 議第 5号 富士宮市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例及び富士宮市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例制定について △日程第6 議第 6号 富士宮市立公民館条例の一部を改正する条例制定について △日程第7 議第 7号 富士宮市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例制定について △日程第8 議第 8号 富士宮市経済変動対策貸付資金利子補給基金条例制定について △日程第9 議第 9号 富士宮市地域創生基金条例制定について △日程第10 議第10号 富士宮市防災行政無線(同報系)デジタル化整備工事請負契約の変更について △日程第11 議第11号 富士宮市民体育館長寿命化工事(建築工事)請負契約の変更について △日程第12 議第12号 市道路線の認定について ○議長(佐野寿夫議員) これより日程に基づき、日程第1 議第1号富士宮市印鑑条例の一部を改正する条例制定についてから日程第12 議第12号市道路線の認定についてまで12件を一括議題とします。 ただいま議題となりました一括12議案については、去る2月9日の本会議において当局から提案理由の説明を受けておりますので、これより質疑に入ります。 初めに、日程第1 議第1号富士宮市印鑑条例の一部を改正する条例制定について質疑を許します。御質疑ありませんか。2番 若林志津子議員。 ◆2番(若林志津子議員) 第2条の2項のところで意思能力を有しない者とあるわけですけれども、この辺のところはどういうような形でそれを明確にするのか、その確認だけしたいと思いますので、お願いします。 ○議長(佐野寿夫議員) 市民課長。 ◎市民課長(遠藤寿代君) 意思能力を有しない者についての確認ということでございますが、これにつきましては窓口で印鑑登録をする場合、本人の意思確認を必ずいたします。その場合、市民課の職員が口頭でその本人の方に直接あなたは印鑑登録をする意思がございますかということを確認をいたします。それに基づいてその御本人がその確認を受けて、私は印鑑登録する意思がありますということを口頭で確認できた場合に、意思能力を有する有しないというところの判断としております。  以上です。 ○議長(佐野寿夫議員) 2番 若林議員。
    ◆2番(若林志津子議員) ただ今回は、被後見人の方の名前からこの意思能力を有しない者というふうに変わったわけです。だから、その被後見人ということが法律的に定めた人が意思能力を有しない者となったときのその書類上の何か手続とか何かあるのでしょうか。被後見人ですよということはすぐ出てきますよね、法律のところで限定されているから。だけれども、今度意思能力を有しない者というその何か証明書みたいのはないわけだけれども、その辺のところというのはどういう扱いになるのでしょうか。 ○議長(佐野寿夫議員) 市民課長。 ◎市民課長(遠藤寿代君) これにつきましては、東京法務局からの後見開始の登記事項通知を受けたときに、今までは一律に印鑑登録を職権抹消ということで廃止をしておりましたが、今回の改正の趣旨としましては、後見開始がイコール意思能力を有しない者とはならないという国の判断ということもございまして、これにつきましては総務省から出されている技術的助言の中にもございますが、成年被後見人等の人権が尊重され、成年被後見人等であることを理由に不当に差別をされないよう、成年被後見人等の権利に係る制限が設けられている制度についての検討を加えて必要な見直しを行うという、こちらの国の考えに基づいて、今回から制度になったものであります。  以上です。 ○議長(佐野寿夫議員) 2番 若林議員。 ◆2番(若林志津子議員) 今までは被後見人は一切印鑑登録できなかった方が被後見人であっても印鑑登録したいですよというと、それをいいですよということで、その幅が広がったということでよろしいでしょうか。何かちょっと事前にお伺いしたら、文書を後見人の方に、この方は能力はありますよというような文書を出してもらうようなことも行うようなことをちょっと事前にお聞きしたものですから、その手続的にそういうようなこともあるのかという確認でお聞きしたのですけれども、ただ被後見人であっても取れるという幅で、そういう対応をどんどんしていくということだけでいいということでしょうか。すみません。 ○議長(佐野寿夫議員) 市民課長。 ◎市民課長(遠藤寿代君) 一応これについては、成年被後見人ということで後見人がついているところでございますので、まず意思能力を有する者ということのこちらの判断としましては、必ず窓口に本人とそれから法定代理人の方、これが同行をしておりまして、かつ当該成年被後見人本人による申請があるとき、この申請というのは、本人による自書、申請書に自分で書いていただく、それから先ほど言いました口頭での登録の意思の確認、これができた場合、意思能力を有する者というふうに判断をしております。 以上です。 ○議長(佐野寿夫議員) 16番 遠藤英明議員。 ◆16番(遠藤英明議員) 条例改正ですが、今行財政改革で判この廃止をやられているのですが、この条例について廃止の範疇に入るのかどうなのか、そこら辺はどうなるのでしょうか。 ○議長(佐野寿夫議員) 行政課長。 ◎行政課長兼選挙管理委員会事務局長(佐野史俊君) 私のほうから一般的な押印廃止の今の動きについて御説明をさせていただきます。 これまで認め印による押印、これについては当たり前のように本人というふうにみなして通ってきたわけですけれども、今回、コロナウイルスの関係の対面主義、そういうものとかを見直す中で、もう認め印による押印については法的な効力も乏しいというそういう見解が出されております。そういった意味で、今行政課のほうでは全庁的に調査をかけて、条例改正また規則改正、そういうところを図っているところでございます。 今の市民課の関係については、ちょっとまだ今調査中ということでございます。お願いします。 ○議長(佐野寿夫議員) 他にありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。よって、質疑を終了します。 次に、日程第2 議第2号富士宮市出張所設置条例の一部を改正する条例制定について質疑を許します。御質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。よって、質疑を終了します。 次に、日程第3 議第3号富士宮市手数料条例の一部を改正する条例制定について質疑を許します。御質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。よって、質疑を終了します。 次に、日程第4 議第4号富士宮市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について質疑を許します。御質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。よって、質疑を終了します。 次に、日程第5 議第5号富士宮市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例及び富士宮市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例制定について質疑を許します。御質疑ありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。よって、質疑を終了します。 次に、日程第6 議第6号富士宮市立公民館条例の一部を改正する条例制定について質疑を許します。御質疑ありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。よって、質疑を終了します。 次に、日程第7 議第7号富士宮市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例制定について質疑を許します。御質疑ありませんか。17番 稲葉晃司議員。 ◆17番(稲葉晃司議員) 価格の改定の時期なのですけれども、富士市が決まってこれを富士市に合わせるみたいな感じだと思うのですけれども、この価格の根拠、どんな感じで、これで全部賄えているのかというところです。コストを当然計算されてやられていると思うのですけれども、これで全てが賄えているのかどうかということと、要は富士市に合わせてこれを決めるのだったら、あまり、どうなのかなというのはあります。だから、富士市より先に上げていくとかというそういう考えとかというのは持っていなかったのかなというところです。ちょっとそれについて御答弁いただきたいと思います。 ○議長(佐野寿夫議員) 清掃センター所長。 ◎清掃センター所長(清靖雄君) 価格の根拠について御説明いたします。 価格の根拠につきましては、環境省から出されています会計基準に基づきまして、原価の精査をしているところでありまして、原価の精査をしている中では、今回改定した金額でも原価にはまだ少し遠い状況にあります。ですので、全てを賄えている状態ではありません。 続きまして、富士市に合わせているのかということについてお答えいたします。環境省のほうで示しているこういった料金の手数料の関係なのですけれども、一般廃棄物、各市の中で大体処理していくという責任があるわけなのですけれども、料金に差がありますと、ほかの低い自治体のほうに廃棄物が不適切に移動してしまうのではないかと、排出されてしまうおそれがあるということは指摘されておりますので、今回、富士宮市の周り、静岡市、あと山梨県側の南部町、身延町、それから富士吉田市、河口湖町、それから指摘のありました富士市のほうの状況を見まして、あともう一つ、事業系の一般廃棄物の処理は排出事業者自らの責任において適切に処理することが義務づけられていると、市の処理施設で処理する場合においても、処理に係る原価相当の料金を徴収することが望ましいと、そういったことで価格の設定をさせていただきました。 以上でございます。 ○議長(佐野寿夫議員) 17番 稲葉議員。 ◆17番(稲葉晃司議員) 原価相当の料金を求めるのが望ましいということであって、それでいて原価との価格の差があるとおっしゃっていますけれども、実際問題、原価との差額ってどれぐらいなのですか、単価ベースで考えて。 それと、近隣の自治体との協議というのはどういう範囲で行われているのか。年に何回とか行われているのか。この価格を決める段階において、常に連携を取ってやっているのか。それについて御答弁をお願いします。 ○議長(佐野寿夫議員) 清掃センター所長。 ◎清掃センター所長(清靖雄君) 原価とどれぐらい差があるかについてお答えします。 今、会計基準に基づいて家庭系の一般廃棄物と事業系の一般廃棄物とどれぐらいかかっているか出しているところなのですけれども、財政課に相談しましたり、人件費もありますもので人事課に相談をしたりしまして精査しているところでございますけれども、まだはっきりとした数字は出ていないのですけれども、150円ではまだ差があるという状況でございます。 続きまして、近隣の市町との協議ということですけれども、協議はしておりませんで、情報を入手しまして、市の中で検討して改定する金額を決定したということでございます。お願いします。 ○議長(佐野寿夫議員) 17番 稲葉議員。 ◆17番(稲葉晃司議員) 最後になるのですけれども、原価との差が200円以上あると今答弁されて、そこの部分が分かっていて、何で一気に上げておかないのかというところで、今回は27円上げていますけれども、単価的にはなかなかだと思うのです。123円から27円上げるというのは、かなりではないですか、パーセンテージで言えば。その部分を考えれば一気に200円まで行っても問題なかったのではないのかと、その辺の話ってどうされていたのかなと、要は近隣のところが150円までだったから150円にしたと、そういう感じでやっているのかというところです。それではいつまでたってもというところではないですか。だから、やっぱり市長もゼロカーボンシティ宣言とかされていますから、こういうところをもうちょっと、取れるものとかいうよりも、もうこういうものについては常にしっかりと払っていかなければならないのですよという啓発の意味も込めてやっていかなければいかぬのではないですか。富士宮市がリーダーシップ出してどんどんやっていかなければいかぬと思うのですけれども、その辺最後どう思っていらっしゃるのでしょうか。 ○議長(佐野寿夫議員) 環境部長。 ◎環境部長(大原勝君) 私のほうから、所長のほうの発言の補足も含めてお話ししたいと思います。 今の御質問に関しましては、おっしゃるとおりでございます。原価のほうとはまだ開きがありますので、上げることということも今後は常に考えていかなければならないのですけれども、やはり所長のほうでも話をしました。近隣の市町との差が生じることによって、本来は自分の市域の中でその処理をするところが安いほうに流入してしまうとかということがあり得ますので、先ほどの環境省の原価に関する指針の中にもそういう近隣とのバランスを取る、それもうたわれております。したがって、これは特に生活圏が同じ富士市とのバランスというのは大事になりますので、これは富士市のほうとも話合いをしながら進めていく、本当は同時になればいいのですけれども、向こうが新しい施設を設置したとか、そういうタイミングのちょっとずれがあったりしまして、その動向を捉えながらという形になりますけれども、基本的にはバランスを図りながらやっているということは御理解いただきたいと思っています。 ○議長(佐野寿夫議員) 1番 渡辺佳正議員。 ◆1番(渡辺佳正議員) 原価計算というのはちょっとなかなか複雑だと思うのですけれども、事業系の一般廃棄物と家庭ごみの一般廃棄物というのかな、そういうのを全部合わせて施設のいろんな維持費とか、そういう原価計算の基となる根拠というのがあれば資料でいただきたいなと思うのですけれども、それはちょっと検討していただきたいということと、それから150円という金額が今後一般家庭ごみの有料化につながっていくということがちょっと、この値上げがそういう方向に行くのではないかということが一つ懸念をされるのですけれども、先ほど富士市との比較ということだけが言われたのですけれども、これ現実を見ると一般的に県内で自治体によってかなり価格が違うのです。2桁、50円とか60円のところもあるし、180円とか190円とか、どうしてこんなに自治体によって差があるのか、そういう中で富士宮市としてはどういう根拠でこの150円という価格を、富士市との関係だけで選んだわけではないと思うのですけれども、自治体によってどうしてこれだけばらつきがあり、富士宮市はどうしてこういう150円という価格になったのかという根拠を教えていただきたいと思います。 ○議長(佐野寿夫議員) 清掃センター所長。 ◎清掃センター所長(清靖雄君) 原価計算のことにつきましては、ちょっと見にくいかもしれませんけれども、環境省のほうから一般廃棄物会計基準ということで出てきておりますので、検索をすればエクセルの表とか出てきますので、また基準になるものを示していきたいと思います。 続きまして、家庭ごみの有料化につきましては、令和2年、令和3年でつくっていきます一般廃棄物処理基本計画の中でまた検討をしていくということになると思います。 続きまして、富士市との比較、あと一般的に県内で価格がかなり違うのですけれどもということなのですけれども、安いのは伊豆のほうの地域が安くなっておりまして、先ほどの80円とかというふうな100円以下のところは伊豆のほうが多いわけなのですけれども、やはり旅館業なんかが多くて、観光的なところがあるから安いのだと思われます。静岡県でも西部のほうが割と高いように思うのですけれども、原価計算としましては、富士宮市と同じぐらいかかっていると思いますので、早めにその原価に近い金額にしているのではないかというふうに思います。ばらつきがあるのは各地でそれぞれ考え方があるということで、どうしてもばらつきがあるのはやむを得ないと思います。 以上です。 ○議長(佐野寿夫議員) ただいま1番 渡辺佳正議員から発言がありました原価計算の根拠についての資料提出を求める件については、当局に内容等を確認した上で処理することとしますので、取扱いを議長の私に一任をお願いいたします。12番 深澤竜介議員。 ◆12番(深澤竜介議員) この料金の考え方の基本というのは、環境省というか、基準としては、なるべくその原価計算出てきたものに近づけなさいというのが考え方の基本なのですか。この質問、昨年の9月定例会の一般質問で私がこの一般廃棄物の処理基本計画の件で、この件に触れたときに、大原部長、近隣市町との件で私質問しましたら、いい質問してくださいましたということがあったのですけれども、この基本的な考え方、そこだけちょっと押さえておきたいなと思います。 今、所長のほうからいろんな県内の格差についての話があったのですが、あくまで基本としては、やっぱりその原価計算というその基準出しているということは、それに近づけなさいと、この原価計算出たもの以上を取ってはいけないという大前提もあるのですか、そこら辺いかがですか。 ○議長(佐野寿夫議員) 清掃センター所長。 ◎清掃センター所長(清靖雄君) 原価に近づけたいという考え方について説明します。 事業系の一般廃棄物と家庭系のものと分けておりまして、事業系の廃棄物については排出者自らの責任において適正に処理することが義務づけられているということですので、原価相当の料金を徴収することが望ましいと、そのように考えております。 以上です。 もう一点、それ以上に取ることについてということなのですけれども、それについてはこれから検討していくべきことだと思います。お願いします。 ○議長(佐野寿夫議員) 市長。 ◎市長(須藤秀忠君) この代金については、議員おっしゃるように原価に近い値段で引き取るべきだというふうに思っておりますものですから、ただ今までの状況がずっと原価よりも低い状況で徴収していたものですから、いきなりぼんと上げるわけにはいきませんものですから、ちょっと時間はかかりますけれども、段階的に少しでも原価に近づけるように、業者にとってもあまり無理のない、この業者というよりか、ごみを出す企業にとっても急激に上げるということは負担になることですから、いろいろと近隣あるいはまた静岡県下の市町の原価とも比較しながら、妥当なところでもって値段を決めていくというふうに、そういうふうに努めていきたいと思っています。 以上です。 ○議長(佐野寿夫議員) 他にありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。よって、質疑を終了します。 次に、日程第8 議第8号富士宮市経済変動対策貸付資金利子補給基金条例制定について質疑を許します。御質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。よって、質疑を終了します。 次に、日程第9 議第9号富士宮市地域創生基金条例制定について質疑を許します。御質疑ありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。よって、質疑を終了します。 次に、日程第10 議第10号富士宮市防災行政無線(同報系)デジタル化整備工事請負契約の変更について質疑を許します。御質疑ありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。よって、質疑を終了します。 次に、日程第11 議第11号富士宮市民体育館長寿命化工事(建築工事)請負契約の変更について質疑を許します。御質疑ありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。よって、質疑を終了します。 次に、日程第12 議第12号市道路線の認定について質疑を許します。御質疑ありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。よって、質疑を終了します。 以上で日程第1 議第1号から日程第12 議第12号まで一括12件に対する質疑を終了しましたが、この際質疑漏れがありましたら、これを許します。御質疑ありませんか。22番 松永孝男議員。 ◆22番(松永孝男議員) 出遅れてしまって、すみません。議第11号の体育館の長寿命化工事の内容を教えてください。2億8,897万円、これの内容です。 それと、これの工事中に使用制限があるのかどうか、その2点お願いします。 ○議長(佐野寿夫議員) スポーツ振興課長。 ◎スポーツ振興課長(芦澤通恭君) スポーツ振興課から今回の変更契約、本体工事に伴う内容、使用制限についてお答えさせていただきます。 今回、9月定例会で議決をいただきまして、それから工事着手、業者の打合せを行いまして、足場を組んで現在も施工しておりますけれども、現在のところ利用者に対する使用制限というのは一切設けず、うまく調整をして対応させていただいております。 以上です。 ○議長(佐野寿夫議員) 資産活用課長。 ◎資産活用課長(湯澤智君) 私のほうからは工事の内容について説明させていただきます。 いわゆる今回のは長寿命化工事の一環でございます。外壁改修、屋上防水、屋根改修、内外装の改修、あとエレベーター改修、あと建具、トップライト、エントランス鉄部の塗装などなど、あと電気改修、エレベーターにつきましては油圧式からロープ式への変更というような内容で工事をさせていただいております。 以上でございます。 ○議長(佐野寿夫議員) 3番 近藤千鶴議員。 ◆3番(近藤千鶴議員) 議第8号なのですが、経済変動の基金の制定のことなのですが、今回補正予算でこれを出したということは、どういう意味があって出したのかなという。 ○議長(佐野寿夫議員) 近藤議員、すみません。条例の、委員会にも付託ですけれども、条例のことなもので、中身の概要の細かいところは、2つ合わせてまた委員会付託されます。 ◆3番(近藤千鶴議員) ああ、そうですか、分かりました。 ○議長(佐野寿夫議員) 16番 遠藤英明議員。 ◆16番(遠藤英明議員) 契約金額の変更だということなのですが、400万円、これ見積りのとき、外壁、これ分からなかったのですか。ちょっとその辺疑問があるのですが、見積りから工事着工までに何かあったのではないかと思うのですが、そこら辺はどうなのですか。 ○議長(佐野寿夫議員) 資産活用課長。 ◎資産活用課長(湯澤智君) それでは、お答えいたします。 高層の建物に関しましては、当初から足場をかけて調査して、結果、積算するという仕組みは不可能でございます。ですので、足場をかけた後、詳細の外壁の傷みなど、あと屋根も含めてですけれども、それで初めて正式な補修箇所が出るということになっております。そうしますと、当然と言ってはあれですけれども、変更契約で対応することになり、それが今回の内容でございます。 以上です。 ○議長(佐野寿夫議員) 16番 遠藤議員。 ◆16番(遠藤英明議員) そうしますと、この高層の高いところ、ここの破損だということですが、具体的にどの辺でしょうか。 ○議長(佐野寿夫議員) 資産活用課長。 ◎資産活用課長(湯澤智君) 今回、屋根の雨漏り部分が主なものでございます。ほかにも当然外壁で補修箇所、これも複数箇所増額というような形になっております。 以上です。 ○議長(佐野寿夫議員) 16番 遠藤議員。 ◆16番(遠藤英明議員) 見積り段階でそういうことが分からなかったかどうか。そうしますと、こういうことがまた事例として残ると、恣意的な金額、恣意的な見積りということになりやしないかと、このように危惧するのですが、その辺はどうなのですか。 ○議長(佐野寿夫議員) 渡邉副市長。 ◎副市長(渡邉恭一君) どうしても建築の主に補修になりますけれども、貼り替えとか全部部材を変えるのであれば、全体の対象面積出ていますのでいいのですけれども、部分的な補修ということになりますと、どうしても足場をかけて打音調査をしてというような作業も出てきます。それを調査段階でやって、また足場を外して工事というのが非常に金額がかさむものですから、申し訳ございません。部分的にある程度の範囲を見て、大体何割ぐらいというような率を出しまして、それを全体に掛けて当初発注させていただいています。その後、作業用の足場を組んだ後に、詳細の調査をすると。この方式、この議事棟のとき、それと低層棟のとき、これも同じような形でやらせていただいております。 今、ちょっと見てもらえば分かりますが、この足場を組むだけで億というお金がかかりますので、そういう形で進めさせていただいております。 以上です。 ○議長(佐野寿夫議員) 他にありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。 以上で日程第1 議第1号から日程第12 議第12号まで一括12件に対する質疑を終結します。 なお、議第8号及び議第9号は産業都市委員会に付託します。 お諮りします。ただいま議題となっております日程第1 議第1号から日程第7 議第7号まで及び日程第10 議第10号から日程第12 議第12号までの一括10件については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御異議なしと認めます。よって、日程第1 議第1号から日程第7 議第7号まで及び日程第10 議第10号から日程第12 議第12号までの一括10件については、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略することに決定しました。 これより討論に入ります。 日程第1 議第1号から日程第7 議第7号まで及び日程第10 議第10号から日程第12 議第12号に対する討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 討論なしと認めます。 以上で議第1号から議第7号まで及び議第10号から議第12号に対する討論を終結します。 これより採決に入ります。議第1号富士宮市印鑑条例の一部を改正する条例制定についてを採決します。 議第1号は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御異議なしと認めます。よって、議第1号富士宮市印鑑条例の一部を改正する条例制定については、原案のとおり可決されました。 次に、議第2号富士宮市出張所設置条例の一部を改正する条例制定についてを採決します。 議第2号は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御異議なしと認めます。よって、議第2号富士宮市出張所設置条例の一部を改正する条例制定については、原案のとおり可決されました。 次に、議第3号富士宮市手数料条例の一部を改正する条例制定についてを採決します。 議第3号は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御異議なしと認めます。よって、議第3号富士宮市手数料条例の一部を改正する条例制定については、原案のとおり可決されました。 次に、議第4号富士宮市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定についてを採決します。 議第4号は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御異議なしと認めます。よって、議第4号富士宮市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定については、原案のとおり可決されました。 次に、議第5号富士宮市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例及び富士宮市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例制定についてを採決します。 議第5号は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御異議なしと認めます。よって、議第5号富士宮市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例及び富士宮市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例制定については、原案のとおり可決されました。 次に、議第6号富士宮市立公民館条例の一部を改正する条例制定についてを採決します。 議第6号は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御異議なしと認めます。よって、議第6号富士宮市立公民館条例の一部を改正する条例制定については、原案のとおり可決されました。 次に、議第7号富士宮市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例制定についてを採決します。 議第7号は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御異議なしと認めます。よって、議第7号富士宮市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例制定については、原案のとおり可決されました。 次に、議第10号富士宮市防災行政無線(同報系)デジタル化整備工事請負契約の変更についてを採決します。 議第10号は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御異議なしと認めます。よって、議第10号富士宮市防災行政無線(同報系)デジタル化整備工事請負契約の変更については、原案のとおり可決されました。 次に、議第11号富士宮市民体育館長寿命化工事(建築工事)請負契約の変更についてを採決します。 議第11号は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御異議なしと認めます。よって、議第11号富士宮市民体育館長寿命化工事(建築工事)請負契約の変更については、原案のとおり可決されました。 次に、議第12号市道路線の認定についてを採決します。 議第12号は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御異議なしと認めます。よって、議第12号市道路線の認定については、原案のとおり可決されました。 △日程第13 議第13号 令和2年度富士宮市一般会計補正予算(第10号) △日程第14 議第14号 令和2年度富士宮市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号) △日程第15 議第15号 令和2年度富士宮市介護保険事業特別会計補正予算(第3号) △日程第16 議第16号 令和2年度富士宮市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第3号) △日程第17 議第17号 令和2年度富士宮市水道事業会計補正予算(第3号) △日程第18 議第18号 令和2年度富士宮市下水道事業会計補正予算(第4号) △日程第19 議第19号 令和2年度富士宮市病院事業会計補正予算(第4号) △日程第20 議第31号 令和2年度富士宮市一般会計補正予算(第11号) ○議長(佐野寿夫議員) 次に、日程第13 議第13号令和2年度富士宮市一般会計補正予算(第10号)から日程第19 議第19号令和2年度富士宮市病院事業会計補正予算(第4号)まで及び日程第20 議第31号令和2年度富士宮市一般会計補正予算(第11号)の8件を一括議題とします。 ただいま議題となりました一括8議案については、去る2月9日の本会議において当局から提案理由の説明を受けていますので、これより質疑に入ります。 初めに、日程第13 議第13号令和2年度富士宮市一般会計補正予算(第10号)に対する質疑に入ります。 質疑の方法としましては、歳入歳出補正予算事項別明細書により、歳入から質疑を許してまいります。 なお、議員各位には、御質疑の際に該当するページ数をお示しくださいますようお願いします。 初めに、1款市税、1項市民税について質疑を許します。16、17ページです。御質疑ありませんか。3番 近藤千鶴議員。 ◆3番(近藤千鶴議員) ページ数16です。この個人の税金が増えていて、法人税が1億5,700万円減っているわけなのですけれども、この辺のところを少し詳細に説明していただきたいです。 ○議長(佐野寿夫議員) 市民税課長。 ◎市民税課長(佐野利幸君) それでは、個人、法人それぞれ市民税について御説明をしたいと思います。 まず、個人の市民税なのですけれども、個人市民税の賦課というのは、前年度中の所得に対して賦課することとなっておりますので、今回、当初予算に比べて若干の増収見込みとなったということで増やさせていただいております。法人市民税につきましては、当然この令和2年1月から国内でも新型コロナウイルスの感染症の発症者が発見されました。そこから今現在このような状況の中で様々な状態になっておりますが、4月、5月というのが緊急事態宣言の発令がございまして、相当全国的に落ち込みをしております。ただ、その後、国並びに富士宮市もそうですけれども、金融機関をはじめ様々な支援策、給付金、それから無利子無担保融資などをやっております。そのような中で、一旦ちょっと浮いてはきたのですが、また8月ぐらいから第2波というような形の中で感染者が増えて、Go Toの影響もあるでしょうけれども、減ったということで、ちょっと浮き沈みが非常に激しいというような状況になっております。 そのような中、やはり経済活動というのは大変低下をしておりますので、もろもろ判断をした結果、今回1億5,744万7,000円という金額を減額させていただくこととしたわけでございます。 以上です。 ○議長(佐野寿夫議員) 3番 近藤議員。 ◆3番(近藤千鶴議員) 個人は、やっぱりお給料が上がったりとか、国の経済支援が効いているということなのですか。そして、この法人税ももう少し私は下がってくるのかなというところを危惧したわけなのですが、多分昨年あたり、年末に企業に対してのアンケートとかをやっていると思うのですけれども、今、それはどのような結果になったかということをちょっと今ここでどのように見ているかということを教えていただけますか。 ○議長(佐野寿夫議員) 市民税課長。 ◎市民税課長(佐野利幸君) まず1点目、個人に対する国の支援ということのお話があったのですけれども、先ほど申し上げましたように、今年度の市民税の基礎となるものについては、令和元年中の所得になりますので、新型コロナウイルス感染症のほうの影響というのは一切受けておりません。 2点目、企業アンケート等どうなりましたかというようなお話なのですけれども、企業アンケート、法人市民税に関しての企業アンケートを毎年やってございます。今年度につきましても調査対象57社を選定しましてやりましたが、回答があったのは31社でございました。前年並みが4社、増益だと答えているのが8社、減益というのが18社、うち新型コロナウイルス感染症の影響があったという表現があったところが7社、未定だというところが1社で、全く回答をしていただけなかったのが23社というようなところで、例年に増してやっぱり回答率というのは非常に低くなっております。 回答の内容にもありましたとおり、基本的に多くの企業が減益にはなっていますが、やはりいろいろこのコロナ禍の中において、様々な給付金とか雇用調整助成金、それからそれらのものを活用しながら、業態を変えたりとかして創意工夫をしております。ですので、同業種においても増益になるところもございます。ですので、大変この辺、ではどのくらいになるかというところは非常に難しかったのでございますが、そのような状況の中でアンケート等を踏まえたり、国の調査、それから民間調査会社の調査などを含めて今回の金額を算定させていただいたところでございます。 以上です。 ○議長(佐野寿夫議員) 12番 深澤竜介議員。 ◆12番(深澤竜介議員) 法人市民税のほうなのですが、今課長のお話聞くと、これはあくまでも実数に基づくものというよりも、どちらかと言うと、まだこれからのものを含めて予想を加味してこの数字を減額したということでよろしいのですか。ですから、確定値、今まで決算終わって納税があった企業からの実数を基に積み上げたものも当然あるでしょうし、プラスしてその数字を出したということなのですが、これ数字としてはどうなのですか。実感としては堅めで出しているのか、実態に即してそのままストレートでいったのか、その辺りはいかがですか。 ○議長(佐野寿夫議員) 市民税課長。
    ◎市民税課長(佐野利幸君) 実数となりますと、逆に決算審査というような形になりますので、当然予想です。予想しておりまして、この予想というのも先ほど申し上げたように、時期時期によって相当国のほうの見方も変わっております。ですので、非常にどの程度減益になるかというところがちょっと想定がつかなかったものけですから、様々なデータを加味する中で、財政課のほうとも協議をしながら、ああいった数値ということになりまして、もう本当に予想でしかないということになります。 以上です。 ○議長(佐野寿夫議員) 他にありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。 次に、5項入湯税について質疑を許します。16、17ページまでです。10番 野本貴之議員。 ◆10番(野本貴之議員) 入湯税についてお伺いいたします。 入湯税の課税対象事業所というのはたしか六、七だったと思うのですけれども、この辺についてこの補正の段階で課税対象の事業所が増えたとか減ったとか、その辺の変化というのはあったのでしょうかというのが1点。 今回633万円の減ということなので、課税対象時期に休校もしくは休みということでお客さんが減ってということでこういう影響だったと思うのですが、この入湯税の課税対象になるお客さんの1年間の入り込み状況、4月、5月は当然がくっと落ちていると思いますが、その後の推移とかその辺について把握されていると思いますけれども、その辺について御説明をお願いします。 ○議長(佐野寿夫議員) 市民税課長。 ◎市民税課長(佐野利幸君) まず、1点目の課税の事業者のほうの数ですけれども、前年と変更はございません。ただし、ユートリオのほうが閉館となっておりますので、そのカウントはしておりません。 それから、今年度においての入り込み客数の増減ということですが、ざっと説明したいと思います。まず、今議員のほうからもお話がありましたとおり、4月、5月はもう当然外出自粛要請等によりまして大幅に減少しました。その影響が出るのが一月後というような形になりますので、5月、6月につきましては、5月は前年比16.4%ということになりますので84%程度の減。それから、6月につきましては8.2%ですので91%ぐらいの減というような形になっておりました。その後、自粛要請、緊急事態宣言が解除されましてから、伸びがだんだん、入り込み客数が増えてきまして、7月は48%、8月は58%、9月、10月は約60%程度、それから11月に入りましては前年対比90%というような形になります。ここはちょっと、また企業努力等のものなのかなと思いまして、ちょっと施設によっては前年対比非常に伸びている施設もございまして、ちょっと少し驚いている感はございます。 想定としましては、見込みとしましては、トータルで大体月末くらいに前年対比55%ぐらいまでかなというような形で考えていたところ、若干少し伸びてくるのかもしれません。 以上です。 ○議長(佐野寿夫議員) 10番 野本議員。 ◆10番(野本貴之議員) 前年度比で減少というのはそこは当然だと思うのですけれども、この課税対象事業所の中で、入湯税をいただいた金額の落ち込み状況って、やっぱり各事業者によって差は相当あるのですか。すごく落ち込んだところと頑張っているところ、比較的戻ってきているところと、その辺の状況というのはどのような状況なのでしょうか。要はでこぼこはどの程度あるかということです。 ○議長(佐野寿夫議員) 市民税課長。 ◎市民税課長(佐野利幸君) 具体的な内容はちょっと控えさせていただきたいと思うのですけれども、総体的に前年実績に近いところに回復しているのかなというところもございますし、7割程度というところもございます。中には1.5倍から2倍程度なんていうところもありますので、ちょっとその辺が私のほうとしても想定外れている部分にはなりますが、ちょっとその辺は全く先ほどの個人の事業者と同様、やはりそこの施設のほうで独自の業態、業態といいますか、施策とかプランなんかを打ってやっているのかなという感じはしますが、以上のような状況になります。 ○議長(佐野寿夫議員) 他にありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。 次に、2款地方譲与税、3項森林環境譲与税について質疑を許します。16から17ページまでです。御質疑ありませんか。1番 渡辺佳正議員。 ◆1番(渡辺佳正議員) 今回のこの森林環境譲与税の補正で入ってきた部分の歳出はどこに相当するのかということ、事業、どこに相当するのかを教えていただきたいと思います。 ○議長(佐野寿夫議員) 農業政策課長。 ◎農業政策課長兼農業委員会事務局長(中野信男君) それでは、森林環境譲与税につきまして、歳出のほうですけれども、今年度、1年前倒しで増額となりました。この歳出のほうですけれども、歳出の資料の34、35ページの森林環境基金積立金のほうへと積立てをさせていただく予定です。 以上です。 ○議長(佐野寿夫議員) 16番 遠藤英明議員。 ◆16番(遠藤英明議員) 当初予算を上回る補正だということで珍しい例ですが、この要因は主には何だったのでしょうか。 ○議長(佐野寿夫議員) 農業政策課長。 ◎農業政策課長兼農業委員会事務局長(中野信男君) 国のほうで事業を前倒しにして推進していくというところの中で、1年前倒しになったと聞いております。 以上です。 ○議長(佐野寿夫議員) 他にありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。 次に、13款分担金及び負担金、1項分担金について質疑を許します。16から17ページまでです。御質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。 次に、2項負担金について質疑を許します。16、17ページです。御質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。 次に、14款使用料及び手数料、1項使用料について質疑を許します。16から19ページまでです。御質疑ありませんか。12番 深澤竜介議員。 ◆12番(深澤竜介議員) 神田川観光駐車場なのですけれども、以前の決算ですか、補正のときも、私、もし維持管理費かかるのであれば無料化してもいいのではないかなんていう話もしたのですが、その後、いろいろお聞きしますと、最低限のコストというのもかかるというお話で、今回これで補正予算で減額して、今年度の予想見込みと、それと最低限の維持管理の費用をお知らせください。 最低限のことでの損益分岐点というのを取りあえずクリアしているかどうかというのを確認したいものですからお願いいたします。 ○議長(佐野寿夫議員) 観光課長。 ◎商工振興課参事兼観光課長(風岡達也君) まずは、今年度の歳入見込みですけれども、およそ330万円ほどになります。歳出のほうとしましては、まず清掃等委託料としまして、こちらはトイレとか場内整理とあと光熱費プラス消耗品がありますので、こちらのほうで約440万円ほどかかります。そのほかとしまして、駐車場の維持管理につきましてが約500万円ほどかかりますので、950万円ぐらいということで、330万円を引きますと、620万円ほど持ち出しになってしまうのかなという形で考えております。 以上です。 ○議長(佐野寿夫議員) 12番 深澤議員。 ◆12番(深澤竜介議員) それで、そうしますと、とはいうもののいろんなことがあるので、最低限の判断基準、課長がお考えの判断基準というのはどのところに持っているのですか。 ○議長(佐野寿夫議員) 観光課長。 ◎商工振興課参事兼観光課長(風岡達也君) 無料にすべき判断基準としましては、すみません。先ほど清掃委託料等で440万円というのは、これは必然的にかかってしまうお金だと思います。それから、無料にした場合についても、こちらのほう、神田川観光駐車場のほうは10時から6時半まで駐車場を近隣の方に御迷惑とかもかからないようにという形で閉鎖もしております。あとは、駐車場が満車になってしまったらゲートを閉めなければならないということで、そちらのほうも最低限の維持管理はしなければならないということで、そちらのほうで300万円はかかってしまうものですから、最低300万円の収入があるなら、駐車場のほう、料金を取ったほうがメリットがあると考えております。 以上です。 ○議長(佐野寿夫議員) 12番 深澤議員。 ◆12番(深澤竜介議員) となると、今のお話、ぎりぎり取りあえず今年度の見込みとしては、現状でいけば、最低限のことで近隣のことも含めてプラス30万円という見込みであるということです。そこら辺の数字は押さえてあるということでは了解はいたしました。 ○議長(佐野寿夫議員) 16番 遠藤英明議員。 ◆16番(遠藤英明議員) ちょっと確認したいのですが、300万円の収入に対して900万円の支出があったということでマイナス600万円と、こういうことでよろしいのですね。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ◆16番(遠藤英明議員) いいですか。そういうことならば、本来なら300万円の収入に対して900万円という支出を相殺勘定で上げてくるというのはこういう会計処理でいいのですか。 ○議長(佐野寿夫議員) 観光課長。 ◎商工振興課参事兼観光課長(風岡達也君) すみません。歳入のほうなのですけれども、あくまでも、支出のほうは今回補正は通常のように支出しておりますので、支出のほうはないのですけれども、あくまでも歳入のほうの補正という形で今回計上させていただいております。 以上です。 ○議長(佐野寿夫議員) 16番 遠藤議員。 ◆16番(遠藤英明議員) その会計処理、ちょっと考えられないのですが、もう一度具体的に説明いただけますか。300万円の収入に対して900万円の支出だと両立てで出さなければまずいのではないですか。 ○議長(佐野寿夫議員) 財政課長。 ◎財政課長(小西雅和君) すみません。財政のほうからちょっと補足させていただきます。 こちらの駐車場の運営経費につきましては、特別会計を設けて、駐車場会計という独自の会計を設けているわけではございませんので、あくまでも一般会計の中で使用料収入で結局賄えないものにつきましては一般財源で歳出のほうは充当をさせていただいているということで、そういったことで御理解をいただきたいと思います。お願いいたします。 ○議長(佐野寿夫議員) 16番 遠藤議員。 ◆16番(遠藤英明議員) むしろ独立した会計処理ではこういう形態もよろしいかと思うのですが、一般会計の中へ入っているということになると、両立てで出さなければまずいのではないですか。ということは、そこで相殺してしまってマイナスが600万円だからマイナスの600万円計上するということは、ちょっとそれ会計処理おかしいですよ。もう一度検討してみてください。 ○議長(佐野寿夫議員) 企画部長。 ◎企画部長(篠原晃信君) 事業調整上の観点から私のほうで説明させていただきます。 これについては、神田川駐車場については公の施設でございますので、公の施設については使用料を取ることができるという規定になっておりますので、受益者負担の原則もございます。また、近隣にも駐車場料金もあるということから、政策上の観点から使用料をいただこうという判断になってございますが、今の遠藤議員のお話にもございますが、地方自治法上、今回は、これについては財政課長からもお話ありましたように、歳入歳出の単式簿記の形を地方自治体の会計は取っておりますので、今の遠藤議員のお話は複式簿記の概念でいうと、そういう会計上の性質というのはお感じになられたのではないかなという印象を私は持ちましたけれども、今回は公の施設の使用料の歳入ということで御理解をいただきたいと思います。 ○議長(佐野寿夫議員) 他にありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。 この際、10分間休憩します。                                     午前10時02分休憩                                                                            午前10時11分開議 ○議長(佐野寿夫議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、2項手数料について質疑を許します。18、19ページです。御質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。 次に、15款国庫支出金、1項国庫負担金について質疑を許します。18、19ページです。御質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。 次に、2項国庫補助金について質疑を許します。18から21ページまでです。御質疑ありませんか。3番 近藤千鶴議員。 ◆3番(近藤千鶴議員) 総務管理費補助金のこの地方創生臨時交付金、第3次も。 ○議長(佐野寿夫議員) ページを言ってください。 ◆3番(近藤千鶴議員) 19ページです。この地方創生臨時交付金の今後の予定をちょっと教えてください。 ○議長(佐野寿夫議員) 企画戦略課長。 ◎企画戦略課長(杉浦真君) それでは、私のほうから新型コロナウイルス感染症対応の地方創生臨時交付金、こちらの今後のスケジュールについて御説明をさせていただきます。 まず、議員も御承知のとおり、この臨時交付金につきましては、これまで国の1次補正それから2次補正で市のほうにも1次配分、2次配分合わせて10億9,318万9,000円の配分がもう既になされております。そうした中で今般、2月に入りましてですけれども、国のほうから新たに国の3次補正の関係で市のほうへの配分額、こちらの一応通知のほうが届きました。そちらのほうが今のところ約4億4,000万円ほどになろうかと思っています。こちらにつきましては、今配分が示された段階でありまして、今後この配分に基づきまして2月の中旬までに対象となる事業についての交付の申請のほうを2月の中旬に上げさせていただきます。そうした中で、今後それに見合う金額について、限度額いっぱいまで申請する予定ですけれども、それが年度内に、その部分についてまた交付がなされるというようなスケジュールで進んでいるものと思っております。 以上でございます。 ○議長(佐野寿夫議員) 3番 近藤議員。 ◆3番(近藤千鶴議員) この臨時交付金には結構本当に私たちも助けられたなと思います。 これ全て終わったときにいろいろ精査したりするわけですけれども、また終わったときに全て資料提供をお願いしたいのですけれども、そういうことはできますか。 ○議長(佐野寿夫議員) 企画戦略課長。 ◎企画戦略課長(杉浦真君) 具体的にちょっとどのような資料を御用意させていただければいいか分かりませんけれども、こちらのほうで既に、例えば申請を上げた書類ですとか、そういった部分についてはお示しができるものと考えております。 以上でございます。 ○議長(佐野寿夫議員) では、ただいま3番 近藤千鶴議員から資料の請求がありました。出せる範囲の資料提供ということで、内容等が確認した上で処理しますので、取扱いは議長の私に御一任ください。5番 細沢覚議員。 ◆5番(細沢覚議員) 少しお伺いします。21ページの教育総務費補助金の中のGIGAスクールサポーター配置支援事業補助金なのですけれども、200万5,000円ほど減額されているのですけれども、新聞紙上で見ますと、タブレットは4月から小中児童生徒には配布されて、それの完了した分でこれ余ったという形であるのですか。教えていただきたいと思うのですけれども。 ○議長(佐野寿夫議員) 学校教育課参事。 ◎学校教育課参事(高田真和君) GIGAスクールサポーターの委託ですけれども、こちらにつきましては、パソコン等の取扱いのマニュアルですとか、あと情報セキュリティーポリシーの作成についての委託の部分になります。 以上でございます。 ○議長(佐野寿夫議員) 5番、細沢議員。 ◆5番(細沢覚議員) では、その委託料というものが減額されたという形でよろしいですか。ありがとうございます。 ○議長(佐野寿夫議員) 12番 深澤竜介議員。 ◆12番(深澤竜介議員) 19ページ、個人番号カード交付事業費補助金のほうなのですが、実際のところ今マイナンバーカードを何%ぐらい交付されているのかという点と、今年度に入ってどの程度増加があったのかという点、2点お願いいたします。 ○議長(佐野寿夫議員) 市民課長。 ◎市民課長(遠藤寿代君) マイナンバーカードの交付件数及び申請件数についてでございますが、まず交付件数につきましては最新の数字が2月10日現在ということで、交付累計が2万9,475件、交付率は22.4%でございます。また、申請件数につきましては、これはJ―LIS、地方公共団体情報システム機構からの数字となりますが、1月末が最新でございまして、これにつきましては申請件数3万7,042件で、申請率28.0%であります。 それから、マイナンバーカードの発行の推移ということでございますが、これにつきましては、4月とそれから先月の1月を比較いたしますと、4月の申請件数は607件でございます。これに対しまして、先月1月の申請件数は2,950件ということで約5倍の増加となっております。 以上です。 ○議長(佐野寿夫議員) 12番 深澤議員。 ◆12番(深澤竜介議員) 4月といいますか、その4月始まる前の時点で何%ぐらいいっていたのが現在交付で22%、申請で28%になったのでしょうか。その前段階だと十数%だったと思うのですけれども。 ○議長(佐野寿夫議員) 市民課長。 ◎市民課長(遠藤寿代君) 失礼いたしました。比較ですが、令和元年度の3月末の数字を申しますと、こちらのほうが申請件数が2万881件、交付の累計の件数が1万6,991件でございます。直近の令和2年1月、先月でございますが、こちらの申請累計が3万7,042件、それから交付累計が2万8,883件となっております。 以上です。 ○議長(佐野寿夫議員) 17番 稲葉晃司議員。 ◆17番(稲葉晃司議員) 今の深澤議員に関連するのですけれども、課長あれですよね、薬局だとかそういうところで今証明写真の撮影するところありますよね。あそこからも今申請できるようになっているのですけれども、その申請って結構、こんなコロナ禍のときだからそれ申請しておいて、たしか後で役所に取りに行くような格好だったと思うのですけれども、その割合ってどれぐらいなのですか。周知的なものとかってされているのですか。 ○議長(佐野寿夫議員) 市民課長。 ◎市民課長(遠藤寿代君) 今の御質問の件に関しては、ちょっと件数等の把握はしておりませんものですから、申し訳ございません。 ○議長(佐野寿夫議員) 17番 稲葉議員。 ◆17番(稲葉晃司議員) 後ほどでいいものですから、本会議場とかではなくて、数字だけ分かったらちょっと教えてもらいたいです。今後参考にしたものがあるものですから、お願いします。 ○議長(佐野寿夫議員) 市民課長。 ◎市民課長(遠藤寿代君) 今の件でございますが、市民課としては、市役所のほうで市のほうの行政のサービスとして写真を撮っている部分の件数と、それからそれ以外で写真を準備していただいた件数という仕分けはできますけれども、大変申し訳ありません。それ以上の細かい数字というのはちょっとございませんものですから、すみません。 以上です。 ○議長(佐野寿夫議員) 17番 稲葉議員。 ◆17番(稲葉晃司議員) それならいいのですけれども、さっき言っていた申請件数に対する交付の差が9,000ぐらいあるのはそういうことが理由になってくるのですか。それだけ教えてください。 ○議長(佐野寿夫議員) 市民課長。 ◎市民課長(遠藤寿代君) すみません。今の件についてでございますが、ちょっと理解が私できておりませんで、今稲葉議員のおっしゃったお話は薬局から写真を撮って申請ができるというようなお話を今されたと思うのですが、現状で今そういうサービス自体は行っておりませんものですから、そういう薬局とかいろんなそういう証明写真コーナー等で写真を撮ったものを市民課のほうに持ってきていただいて、申請書に記入して、それに貼って出していただいて申請をするというそういう方法しかないです。 以上です。 ○議長(佐野寿夫議員) 市民課長、稲葉議員とはまた後でお願いします。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 14番 佐野和彦議員。 ◎学校教育課参事(高田真和君) 21ページ、新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費補助金、これは場所を含めたその補助になるのか、人件費まで含まれるのかお伺いします。 ○議長(佐野寿夫議員) 健康増進課長。 ◎健康増進課長(飯島卓君) こちらに計上してございますのは、接種に当たりましての予診票の印刷製本費、それから接種券、通称クーポン券と言われているもの、それから案内文、そして封筒の印刷製本と、あとはそれらを封入封緘する業務の委託料が含まれております。さらには、労働者の派遣委託料も含まれております。 それから、この補正の段階では、自前でコールセンターを設けるという予定で進めておりまして、そのための施設修繕料も含まれております。 さらには、システム改修費としましては、対応する臨時接種のその枠をシステム内に構築するといったものと、それから予診票のOCR登録機能の追加といったものを含めて、それらの経費を10分の10という補助率の中で計上いたしておるものでございます。 以上です。 ○議長(佐野寿夫議員) 14番 佐野議員。 ◆14番(佐野和彦議員) 分かりました。いろいろ目まぐるしく状況が変わってきていますので、市としても困ってしまったなんていうようなことがないように、万全の体制をぜひ構築していただきたいなと要望いたします。 それから、21ページ、社会教育補助金の中の史跡等整備費補助金6,941万6,000円の減額、これの内容について教えてください。 ○議長(佐野寿夫議員) 文化課長。 ◎教育部参事兼文化課長(深澤哲治君) こちらの減額につきましては、まず当初予算の段階で国に対して補助金の要望を上げますが、これに対しての査定及びそれからその後に私どものほうで計画変更が生じたものを加味した額を減額するものでございます。 主な内容としましては、白糸の滝の工事費ですとか、これらが整備エリアの変更等がございましたので、それらの金額の変更がございます。 以上です。 ○議長(佐野寿夫議員) 2番 若林志津子議員。 ◆2番(若林志津子議員) 佐野和彦議員がおっしゃったことのちょっと関連になるのですけれども、新型コロナウイルスワクチンの接種体制のための事業の補助金というのがあるわけですけれども、今お話しされた内容ということで今回の内容は分かったのですけれども、今後、これからしていく上で、今の現体制ですると大変ではないかと予想するわけですけれども、例えばそこに人員の確保とかそういうものも国から示されて、今後そういうものを国から補助金として来るのかどうか、そこの確認だけしたいのですけれども。 ○議長(佐野寿夫議員) 健康増進課長。 ◎健康増進課長(飯島卓君) 御心配の向きは確かに御指摘のとおりだと思います。それがために副市長を筆頭にプロジェクトチームを立ち上げて、市長の訓示も受けながら職員一丸となって取り組んでいるところでございまして、さらに1月14日ですけれども、全国知事会のほうから国のほうに要望を上げていただきまして、その結果、河野行革担当大臣の談話にもあるように、各自治体に対しての補助額が今までは上限額は低く抑えられていてこれ以上は出ないと、各自治体がこれではやっていられないというような状況の中にあって、そこを酌んでいただいて上限額が倍増したといったような結果になっておりますので、プロジェクトチームの下にその補助額を目いっぱい使って、でき得る限り慎重に、なおかつ迅速に、的確に接種業務を進めていきたいと考えております。 ○議長(佐野寿夫議員) 2番 若林議員。 ◆2番(若林志津子議員) 体育館でいろんなことをするということで、どういう方を雇ったらいいというのは、そこも難しいところでしょうけれども、本当に封筒に入れる作業とか、もうそういうのができるなら、そういうことをある程度臨時的にでも雇ってやっていただくということをしないと、それが終わった後に、また皆さんが疲弊してしまうということになると大変なことになるので、ぜひそういうような人件費なんかも増やせる部分があるということであれば、そういう検討もしながらぜひやっていただきたいと思います。
    ○議長(佐野寿夫議員) 企画部長。 ◎企画部長(篠原晃信君) プロジェクトチームの事務局の担当をしています企画部のほうから、今議員から御心配いただいた件でございます。国の財源については健康増進課長からお話があったように、2月2日時点で国が倍増するということで出まして、2億7,700万円ぐらいの金額の上限額が示されました。大分大きくなりましたので、これについてしっかり中身を精査しながらやっていくわけですが、今、作業については、個別の人件費ということではなくて、ある程度もう仕事として固まりが幾つかあります。発送する作業だとかコールセンターをする作業だとか、そういうことを固まりとして捉えて、委託という方式を、専門業者はたくさんおりますので、そういう中で効率よくやっていくのも一つの手段ではないかなということで現在研究しているところでございます。 ○議長(佐野寿夫議員) 他にありませんか。                                      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。 ここで市民課長より答弁を求められておりますので、お願いいたします。市民課長。 ◎市民課長(遠藤寿代君) 大変申し訳ありません。先ほど稲葉議員からの御質問の件で、すみません、ちょっと修正をさせていただきたい部分がございますので、申し上げます。 まず、証明写真機、薬局等、そちらのほうから直接申請できるサービスのことについて、私はそういうサービスは現在ありませんというお話をさせていただきましたが、大変申し訳ございません。まず、市役所の中の保険年金課の前にあります証明写真機についてはその機能はございませんが、全国、市内の中にも先ほど言いました証明用の写真機からタッチパネル等を使って申請ができるというサービスができる証明写真機もございます。大変申し訳ありませんでした。 ただ、その件数及び申請の方法等の内容については、申し訳ありませんが、そこまではちょっと分からない状況でございます。 それから、もう一点でございますが、申請の件数と交付の件数の差があるのではないかというようなお話がございましたが、これに関しましては、交付していない件数につきましては、実際まだ市役所のほうにJ―LISのほうからカードが送られてきまして、そこの段階で今度は交付前設定等の準備を行いまして、その作業の後に交付通知書を御本人に送って、予約していただいて来ていただいて交付するという流れになっていますので、J―LISのほうから来て、市のほうで保管して、今現在、その交付前設定の作業をしているもののカードの件数、それから実際に申請はして交付通知も出してあるけれども、取りに来ない方がいらっしゃる、そういう件数、それからその後転出をしてしまったり亡くなられてしまったというようなケース、それから途中で取りやめてしまったケース、それらの件数がありまして、その差が出ているという状況でございます。大変申し訳ありませんでした。 以上です。 ○議長(佐野寿夫議員) 次に、3項国庫委託金について質疑を許します。20、21ページです。御質疑ありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。 次に、16款県支出金、1項県負担金について質疑を許します。20から23ページまでです。御質疑ありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。 次に、2項県補助金について質疑を許します。22から25ページまでです。御質疑ありませんか。3番 近藤千鶴議員。 ◆3番(近藤千鶴議員) 23ページの社会福祉費補助金ですけれども、1億480万円、介護サービスの提供ですが、これは全然事業所からの応募がなかったというふうなことを聞きましたが、この結果に対してどのように分析されているのか、お伺いいたします。 ○議長(佐野寿夫議員) 高齢介護支援課長。 ◎高齢介護支援課長(渡辺良正君) お答えいたします。 一応整備意向計画はあったのですけれども、手が挙がらなかった事業所に確認をさせていただきました。公募をするときに土地の購入、そちらがうまくいかなかったとか、あと整備意向計画を上げたときにはやる予定だったのですけれども、経営状況が変わったために手を挙げられなくなったというところの話がございました。 以上です。 ○議長(佐野寿夫議員) 3番 近藤議員。 ◆3番(近藤千鶴議員) では、これから必要性があるからこういうふうに挙げたと思うのですけれども、こういうことを踏まえて、これからどのような御努力というか、方向性で行くのでしょうか。 ○議長(佐野寿夫議員) 高齢介護支援課長。 ◎高齢介護支援課長(渡辺良正君) 事業所によっては人材確保が難しいというところもございまして、当市ではその人材確保を補填するために介護職員の初任者研修の補助やそれから企業内のホームページへ掲載とか、移住・定住支援事業などと連携を図って、就職先として介護保険事業所などの紹介などをさせてもらって、人材確保に努めているところでございます。 以上です。 ○議長(佐野寿夫議員) 3番 近藤議員。 ◆3番(近藤千鶴議員) そこの御判断がなかなか難しいと思いますけれども、頑張っていただきたいと思います。 それともう一つ、23ページのこの畜産競争力強化対策整備事業3億円、このことについてちょっと詳細をお願いいたします。 ○議長(佐野寿夫議員) 農業政策課長。 ◎農業政策課長兼農業委員会事務局長(中野信男君) それでは、畜産競争力強化対策整備事業の内容について説明をさせていただきます。 この事業は、別名畜産クラスター事業と言われる補助金です。国の2分の1の補助がいただけるというところで、今回根原地先にあります向陽畜産団地内で養鶏を営んでいる事業者さんが畜舎が現在6棟あるのですけれども、そのうち2棟を建て替えをするというところで、12月に国の補正予算が可決しまして、追加要望がありましたので、そちらへと申請をしたいと考えております。 以上です。 ○議長(佐野寿夫議員) 1番 渡辺佳正議員。 ◆1番(渡辺佳正議員) その関連ですけれども。〔何事か呼ぶ者あり〕 ◆1番(渡辺佳正議員) 3回までですので。 今6棟中2棟を建て替えとおっしゃったのですよね。そうすると、今鳥インフルエンザの関係で大変全国的に鳥インフルが心配されるのですけれども、この残ってるあと4棟というのは、鳥インフルエンザ対策というものについて、市内いろいろほかにも鶏舎たくさんあるのですけれども、全体も含めてこのインフルエンザ対策という意味では動物の侵入とか鳥の侵入とか、そういったものについては十分な対策が取られているのか。新しいところは完全防備でいいと思うのですけれども、古い鶏舎についてはどうなのでしょうか。 ○議長(佐野寿夫議員) 農業政策課長。 ◎農業政策課長兼農業委員会事務局長(中野信男君) 今回、畜産クラスター事業を使う鶏舎につきましては、ウインドレス鶏舎、窓のない、小鳥等も侵入しがたい新しい鶏舎となります。市内の鳥インフルエンザ対策どうなっているかということなのですけれども、まず県の家畜保健所と連携しております。現在、17県で47の農場が鳥インフルエンザ発生しているという事案の中で、随時発生した農場の状況等、養鶏農家さんのほうへとファクスとか、そういう意味ではチラシを作って情報伝達をしております。 また、年末に県のほうで全養鶏農家さんのほうへ消石灰を配布しまして、それで鶏舎の周りをインフルエンザ対策の消毒ということで対応をしました。 また、市のほうでも独自で補助制度を設けておるのですけれども、消石灰購入に対しまして3分の1の補助を助成したり、またワクチンの購入に対しましても2分の1の補助を出したりしまして、未然防止に努めているところではあります。 鳥インフルエンザ、古い鶏舎は侵入がしやすい構造になっておりますけれども、今言ったような状況で、逐次、全国で発生した場合については、市のほうでも養鶏農家さんのほうへと声かけをして、鳥インフルエンザ対策を万全に飼養管理のほうを徹底していただきたいということで、監視しながら注視してお願いをさせていただいているところであります。 以上です。 ○議長(佐野寿夫議員) 1番 渡辺議員。 ◆1番(渡辺佳正議員) 鳥インフルというのは被害が一気に広がってしまうと大変な被害に、養鶏業者は保険で賄われるのですけれども、富士宮市の自然環境とかいろんな意味で大きな風評被害が心配されるものですから、新しい棟というのはそういう意味では、完全に防備されていると、100%大丈夫だと言うことができるのかということと、古い鶏舎の場合は、動物の侵入というのは、誰がどうやって発見するのか、ネズミとかそういったものでも感染されると聞いているのですけれども、そこに市としてどんな予算もつけて人もつけて、県と協力してやっていると思うのですけれども、万が一動物の侵入があった場合、どうやって検出するのかというのはどうでしょうか。ちょっと教えていただけますか。 ○議長(佐野寿夫議員) 農業政策課長。 ◎農業政策課長兼農業委員会事務局長(中野信男君) 動物の侵入ですけれども、やはり全国で発生した事例の農場を調査しますと、多いのがネズミや小鳥の侵入によって感染してしまうというところがほとんどの農場で見られたというような内容となっております。 やはりネズミの駆除等事業者で薬剤等をお願いしてもらうのですけれども、また専門業者に駆除をしていただいたり、そこのところにつきましては、事業者のほうでしっかりと防疫体制を、飼養管理のほうも動物が侵入しないように、日頃から巡回してくださいというようなお願いも家畜保健所と市のほうでもお願いをさせていただいております。なかなか鶏舎を一気に改築するのはまた費用がかかるものですから、そんなところで現状は薬剤の配布とまた日頃の監視等を徹底してくださいというお願いをさせていただいているところであります。 ○議長(佐野寿夫議員) 1番 渡辺議員。 ◆1番(渡辺佳正議員) 鳥インフルエンザの心配とともに、最近養鶏業者と元農林水産大臣の癒着というか、そういった問題もありますけれども、富士宮市の養鶏、富士宮市にも全く関わりのないという問題でもないと会社の関係、アキタフーズという関係では全くないということではないのですけれども、あの大本となった動物愛護という止まり木を配置するとか、ゲージの中の鳥の飼い方という問題では、今回の新しい鶏舎というのはどういう構造になっていて、富士宮市、大変多くの鶏が飼われているのですけれども、今回これで導入されると、合計何羽の鶏になるのかいうことを現時点で数字を把握していれば教えていただきたいと思います。 ○議長(佐野寿夫議員) 農業政策課長。 ◎農業政策課長兼農業委員会事務局長(中野信男君) まず、今度新しくなる鶏舎ですけれども、2棟建て替えしますけれども、1棟はウインドレス鶏舎の平飼いです。もう一棟は、ウインドレス鶏舎でゲージ飼いの飼養となります。 また、市内の養鶏の卵のほうですけれども、飼養羽数ですけれども、現在ですと、やはり大手の事業者増えましたので、380万羽ぐらい飼養している状況となっております。 ○議長(佐野寿夫議員) 13番 佐野孜議員。 ◆13番(佐野孜議員) 23ページの農業補助金なのですけれども、担い手確保が900万円、農業次世代人材投資事業が500万円の減額ですけれども、その理由を教えてください。 ○議長(佐野寿夫議員) 農業政策課長。 ◎農業政策課長兼農業委員会事務局長(中野信男君) まず、担い手確保経営基本強化支援事業補助金ですけれども、これにつきましては、当初予算に計上がなかった案件です。国の追加補正がありまして、それで新たに酪農家のほうでトラクター1台、それと飼料の混合攪拌機1台を補助事業を活用して購入したいという要望があったものですから、そのために予算措置をしたものです。 もう一つ、農業次世代人材投資資金の減額ですけれども、これにつきましては、当初見込んでおりました補助金活用の交付対象者が減少したというところがありまして、まず今年度前期で、9月に支払いした分ですけれども、2人、個人で予定よりも減っております。また、夫婦で1組。今後、2月に支払う予定の方が継続者が3人減の夫婦で1組が当初よりも減少したということで、減額の補正をさせていただいたところであります。 ○議長(佐野寿夫議員) 13番 佐野議員。 ◆13番(佐野孜議員) そうすると、もう畜産農家はそれで次世代のような増えていくという可能性でしょうか。その辺の見解をお願いします。 ○議長(佐野寿夫議員) 農業政策課長。 ◎農業政策課長兼農業委員会事務局長(中野信男君) 今年度も新規就農者の認定ですけれども、前期で1名、また後期で1名ということで認定を予定しております。ここ数年ですけれども、認定事業者2名から3名程度毎年増えております。少ない人数ですけれども、確実に着々と新規の意欲のある就農者をしっかりと認定していきたいと考えております。 ○議長(佐野寿夫議員) 14番 佐野和彦議員。 ◆14番(佐野和彦議員) 25ページ、新型コロナウイルス感染拡大防止支援交付金325万円の減額、この内容についてお願いいたします。 ○議長(佐野寿夫議員) 商工振興課長。 ◎商工振興課長(赤池厚司君) 説明させていただきます。新型コロナウイルス感染拡大防止支援交付金の減額について説明させていただきます。 こちらの補助につきましては、県の補助が2分の1ございました。本市では約800社に対しまして2億4,000万円の4月補正の歳入の予算を計上させていただきましたので、実績となりますその差額を減額させていただきました。 以上です。 ○議長(佐野寿夫議員) 他にありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。  次に、3項県委託金について質疑を許します。24、25ページです。御質疑ありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。 次に、17款財産収入、1項財産運用収入について質疑を許します。26から27ページまでです。御質疑ありませんか。11番 中村憲一議員。 ◆11番(中村憲一議員) 市有地土地建物貸付料97万7,000円、この減額補正の詳細と経緯、こちらをまずお伺いします。 ○議長(佐野寿夫議員) 食のまち推進室長。 ◎食のまち推進室長(野毛裕紀子君) 97万7,000円のうち81万円が長屋門レストランへの貸付料の減額となります。 以上です。〔「経緯」と呼ぶ者あり〕 ◎食のまち推進室長(野毛裕紀子君) 失礼しました。経緯としましては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響によりまして、さくや長屋門ダイニングのほうでは店舗経営を継続させるためあらゆる努力を尽くしておりましたが、第3波にさらなる感染拡大が続いている中で、継続して運営することが非常に大変になってきました。会社を存続させるために一定期間休業し、新型コロナウイルス感染症が収まったころにまた再開したいとの申出を受けました。市としては、食のまちづくりという目的の中、また中心市街地のにぎわいづくりという目的の中で、借り主が設備投資や経営努力により、安定した業績を維持してきたことや様々な形で市に協力するなど市と信頼関係を構築しており、市としても継続して使用していただきたいため、契約を維持したまま一時的な休業を認めることといたしました。 その際に、1月から3月の間に休業している間は使用収益をさせないということで賃料が発生しないということで、今回、その3か月分を減額させていただきました。 以上です。 ○議長(佐野寿夫議員) 観光課長。 ◎商工振興課参事兼観光課長(風岡達也君) 同じく減額97万7,000円のうち、白糸の滝の建物の貸付料ですけれども、こちらのほうですけれども、予算要求時に5社でありましたけれども、令和元年度中に、12月24日で1社から契約解除のほうがありましたので、こちらのほう16万7,000円減額させていただくものです。 以上です。 ○議長(佐野寿夫議員) 11番 中村議員。 ◆11番(中村憲一議員) 白糸のほうはよく理解できました。 長屋門のほうなのですけれども、その減額の理由として、食のまちづくり、中心市街地のこのまちづくりに貢献をされたと、市と信頼関係がある。だから、減額をしたと、これ随分乱暴な理由だなというふうに、やっぱり私はこれ聞いていて思っています。 あと、使用収益をさせないという言い方しましたけれども、市が閉めろと言ったのですね。させないということはそういうことですよね。向こうが閉めたいと言ったわけではないですね。まず、そこを確認するのは、まずこの3か月分、この根拠。いただいたペーパーを見ると、令和3年1月1日から令和3年3月31日まで休業、だから実際昨日の段階でこの長屋門のホームページも確認しましたけれども、12月20日から閉めていたらしいのです。あと、これ令和3年4月1日以降、これ営業再開はもう必ずするということですよね、この3か月減額するということは。まさかそこからもできないかと、そこからまたさらに減額なんていうことは、まずないでしょうねということをまず念を押させていただくのと、今の話でいくと、減額の申入れをしたのは市のほうからということですか。まず、ここを確認します。 そして、これに関連してですけれども、では誰の要請で誰が決定をしたのか、何か特別な力でも働いたのですか。何か非常に恣意的な決定だというふうに感じます。 減額の根拠は、先ほど言った貢献しているということなので、これはそのようにお伺いしましたけれども、当然承服をしかねるものであると。あと、経営状態が会社の存続が厳しいというふうにおっしゃいました。当然、帳簿類、経営状況全部しっかりと詳細な確認をされているということですよね。 このコロナ禍で飲食店というのは大変な不況にあえいでいる。そういった中で、政府がつくったセーフティーネット、持続化給付金、家賃支援給付金、当然こちらを活用していると思うのです。その編の確認をしているのか。これ活用した上で、さらに市でまた支援をする必要があるのかなという大いなる疑問を感じます。 あと、食のまちづくりに貢献をしているということであれば、いわゆる浅間大社西側市有地、こちらを借りていただいている江戸屋さん、こちらも当然賃料は発生はしていないのですよね。あと、北側のマウントフジブリューイング、こちらも食のまちづくりに貢献されていると思うのですけれども、当然こちらも減額はされているのですよね、そこを確認。 あと、こちら建物賃貸借契約書、こちらにおいて契約上この賃料というのが決められておるのです。先ほど来出ているその食のまちづくりに貢献をされている、中心市街地のまちづくりに貢献をされている。だから、減額をするなんて、僕はこの契約書をどう読み解いてもそのように解釈するということは、これはあまりにも行政の裁量権の逸脱ではないかなというふうに、このように指摘をさせていただきますけれども、つまり長々3回の制約の中でやっているので質疑させていただきましたけれども、よろしくお願いします。 ○議長(佐野寿夫議員) 食のまち推進室長。 ◎食のまち推進室長(野毛裕紀子君) すみません。たくさん質問がありまして、どこからちょっとお答えしていいのかあれなのですが、今回この契約書のほうに、第21条、議員のほうでもお持ちだと思うのですけれども、契約に定めのない事項の中で、法律の定めるところによって双方協議で処理するというもので、今回さくやのほうで休業したいという申出がありました。その中で休業することによって、もちろん休業する場合に契約解除とかいろいろそういう話は出るとは思うのですが、契約解除するにはこちらのほうで解除するという理由がまずないということ、休業したいということで今まで10年間契約を結んでいる中で、食のまちづくりについて地産地消、地域の食材を使っていただいて、こちらのまちづくりの中で非常に象徴的な店舗として経営していただいていたということを鑑みまして、休業していただくこともやむを得ないと思いました。休業する際に賃料が発生するということで、こちらから賃料は払わなくていいよというわけではなく、双方で協議しまして、使用できない状態で店舗を閉めて、食のまち推進室のほうで今管理している状況です。さくやのほうは一切あちらの使用収益、あちらのほうを使って収益を得ているわけではございませんので、そちらの関係で食まちのほうでは賃料をいただかないということで、お互い協議をして定めました。 ○議長(佐野寿夫議員) 富士山世界遺産課長。 ◎富士山世界遺産課長(深谷一彦君) 私のほうからは、マウントフジブリューイングの件についてお答えをさせていただきます。 今現在、マウントフジブリューイングのほうからは、直接的なそういった経営状況の悪化であるとかそういったお話も聞いてございません。そういう中で、現段階におきましてはこちらにつきましては、契約どおり賃料のほうは年額でいただいてある、年1回で一括でいただいているものですから、これ年額としていただいている状況でございます。 以上です。 ○議長(佐野寿夫議員) 食のまち推進室長。 ◎食のまち推進室長(野毛裕紀子君) 先ほど帳簿のほうを全て確認しているかということですが、売上げの推移のほうはこちらで確認しております。ただ、帳簿一つ一つを見させていただくということではなく、現在経営が悪化している状況を確認するために、売上げの推移を確認しております。 あと、先ほど持続化給付金等国の支援を受けているかということにつきましては、個人の企業ですのでここでお答えすることはできませんが、そちらの件については確認はしております。 以上です。 ○議長(佐野寿夫議員) 11番 中村議員。 ◆11番(中村憲一議員) 全く納得がいかないです。だって、先ほどの食のまちづくりに貢献をしているから減額したという理由があって、片や経営が苦しくないから減額していないと、そう考えると食のまちづくりに貢献しているという理屈がまず破綻しているではないですか。やっぱり個々の企業のコロナ禍の不況というのがあるとはいえ、やはりこの一企業が経営がよくなかったということですよ。それに対して、市民の財産であるその賃料をこんな毀損してまでそこに拘泥する必要がまずあるのかというのを、もう3回目なので答えられないので言いっ放しになってしまいますけれども、まずそこに大いなる疑問を持つところでございます。 あと、一般の市民が税金の猶予だとか減額をお願いするときって簡単ではないです。市のほうから減額しましょうかなんて言ってくれることはまずないし、それをお願いするときは、あの証明書を持ってこい、この証明書を持ってこい、もう大騒ぎですよ、その所得を証明するのに。それをこの持続化給付金だとか家賃支援給付金を使っていたか使っていないのだか分からないという、こんな81万円も減額するというのは、これは私は市民感情から言っても納得できない。本当にここの業者が、これはもう既得権者になってしまっていると、私は指摘をせざるを得ません。こういった意味で、大変この減額には私はもう承服はしかねるという立場で、やっぱりこの特定の一業者を対象としたこの不可解な81万円の家賃の棒引きのこの話は、即刻取り下げて、私は市内の全飲食業者を対象とした3か月相当の飲食業者への支援金制度をつくって、そこで適用すれば、全く市民全体は納得すると思うのですが、やっぱりここだけこんな優遇を受けているというのは、私は大問題だと思います。 3回目なので、これ言いっ放しになりますけれども、私はこれで以上です。 ○議長(佐野寿夫議員) 芦澤副市長。 ◎副市長(芦澤英治君) いろいろ御意見をいただきましたが、少し私のほうから説明をさせていただきたいこともございます。 まず、これどうやって市が決めたかというと、このさくや長屋門ダイニングの賃貸借契約、これ年額300万円以下の額ですので、これ専決代決規則で副市長決裁となっております。私の下で関係部課長と協議し、最終的に私が決裁をいたしました。 いろいろ今おっしゃった理由もあるのですけれども、もう一つつけ加えておきたいことがございます。これは、この貸付けしている建物の経緯がちょっと違うということでございます。これは、御案内と思いますけれども、フードバレー構想の中核的な施設として、市有地の上に株式会社富士山にお願いをして建ててもらった建物でございます。ただ、その設計が非常に斬新であって、1つの建物の中の約半分が庭ということで客席が非常に少なく、またトイレも1つくらい。そして、株式会社富士山が3年間経営したのですけれども、客単価を上げざるを得ないと、使い勝手が悪いということで、結局、もうこれは利用できないということで市のほうに寄贈をしていただきました。そのときに、まちづくりの拠点として使ってくださいということで市が受領いたしました。 そして、市が公募をして株式会社諸星に決まったのですけれども、今言いましたように非常に使い勝手が悪い建物でしたので、諸星のほうで約半分の面積の庭の部分を客席に造り替える。それから、トイレを1つを男女別に造り替える等で多額の費用を投入しました。細かく申し上げませんけれども、3,000万円以上を投資をした上で、今の営業を始めたということでございます。 そのようなことから、この契約期間は10年ということでございます。それは、通常、借地借家法とか民法で、あの使い勝手が悪い建物にすごく多額のお金をかけて有益にした場合、これ終わったときにはその分を請求できるという民法上の規定、借家法上の規定があるのですが、契約上、それは請求しないということで契約もできております。ということは、諸星を選定したときに3,000万円の投資をしてもらった。当然それはビジネスですから回収することを想定とした期間というのは当然考えて貸主、借主で契約をするわけでございます。したがいまして、私といいますか、市としては当然これは10年間は諸星にやっていただく、それまでの先行投資をしてもらって、それが回収できるだけの期間は使わせてあげなければ、そもそもこの契約は成り立たないというふうに考えております。 そういう中で起こったのはコロナ禍であります。諸星の責任に負うところと言うかもしれませんけれども、やはり今の市内見ていただきますと、レセプションができる施設が3か所、休業もしくはもう4月でやめるというところで、さくや長屋門ダイニングは、いろんな使い勝手ありますけれども、これだけは、ここがなくなると市のいろんなレセプションも人を集めたりすることもできなくなる、そういうふうな危惧を市は考えております。 いろいろ申し上げましたけれども、基本的には10年間保証してあげるのだったら、その3か月の負担というのは、これは凍結といいますか、休業という扱いをこの中でしてあげることが、これが果たして違法なのか、公平公正を欠くのかということを検討いたしました。その結果、法律上の問題、それから公平公正ということについても、これだけの設備投資をさせてあげたものを途中で切るような、そういうことはむしろ公平公正に欠けるのではないかという判断から、この3か月については凍結することもやむを得ないというふうに市は判断をいたしました。 もとより、このさくや長屋門ダイニングにつきましては、ああいう経営の仕方をしておりますので、誰でも使える、安く利用できる施設と思っております。誤解されるかもしれませんが、市としては何としても残したいのです。あの建物はその目的のために市が受領し、また設備投資をさせたものですので、ここで形式的にお金を納めないのだったら、こうやって解除するということになりますと、次に、募集をしてもまず間違いなくこの状況下の中で、3か月どころではなく、1年たっても次の業者が現れるかというと、私はこれは現れないだろうというふうに思っております。いろんなことを判断をして、これは法律上の問題、公平公正の観点からもきちんと説明がつくという判断の下に、この3か月賃貸借契約期間を凍結することを認めていこうと、このように判断したわけでございます。 何としても食のまちを守りたい、あの施設を残したいということからやっておりますので、御理解をお願いをしたいと思います。 以上です。 ○議長(佐野寿夫議員) 市長。 ◎市長(須藤秀忠君) 念のために申し上げておきますけれども、先ほど議員の質疑の中でもって、特別な計らいを誰かがしたのではないかなというようなことがありましたが、私は一切このことについては特別な計らいをしておりませんことだけは一言申し上げておきます。 以上です。 ○議長(佐野寿夫議員) 12番 深澤竜介議員。 ◆12番(深澤竜介議員) 副市長の話で経緯、経過は分かりました。ただ、業者としてもそういうことを理解した上でプレゼンテーションして幾つかの業者が手を挙げて、その中で経営を行ったわけでして、それはもう最初から理解の上でのスタートだったと思うのです。それはもう当然のこととして契約をして行っているわけなのだと思います。 それと、室長の答弁の中で今市が管理しているという話がございました。結局、これ一つのものとして、来年の3月31日までの契約期間なので、取りあえずもう来年度もこれ営業しないということですよね、今の話ですと。昨年の12月に我々議員宛てにあった話だと、4月以降は、両者で改めて協議し決定することとするということでありまして、4月1日以降再開するということは明確にうたわれていないのです。ですから、これはもう契約解除をここでできないから、しようがない、ここ3か月免除する。4月以降は、様子を見てまた、どちらかというと、もう再開することはまずないだろうというようなニュアンスを受けたのです。これ普通の民間のやり取りですと、例えば数か月家賃を10%減額する。その後、再開する。テナントが撤退するのであれば、お互い痛み分けしましょうということで、オーナーとテナント側でそういう話は日常的にこれ力関係で交渉でよくあることなのですけれども、どうも話を聞くと、そういうことではなくて、4月以降も非常に再開のめどは立っていないと、聞くところによると、社員の皆さんみんな退職しているというような状況で、ただ問題を先延ばししただけではないですか。ですから、普通にこれ協議して契約解除、これ途中で途中解約という条項がこの契約書の中にはないのです。普通3か月前に予告して、それで契約はそこで打ち切るなんていう話があるのですが、それがないのです。ですから、ここで契約解除したほうが双方のために私はいいと思うのです。それが単にこの3か月今回したことによって、先送りしただけの話ではないのですか。今、市が管理しているということですから、一旦もうこれ借りていないという状態ですよね、何かお話ですと。ですから、もう事実上は契約解除しているけれども、書類上とかいろいろなその他の手続のことがあるから、こういう感じで今回処理して、来年度もまた予算と途中でまたあれですか、補正予算で減額するという流れになるのかなと、私は今お話聞いていて思ったのですが、であるならば、ここで契約にのっとって解除なり何かはっきりしたほうが、これはすっきりすると思うのですが、これはいかがですか。一番が来年度の持続可能がどうなのかというのは、非常にこれは気になります。そして、その確約は取れているのか。それと、今現状が市が管理しているということは、事実的にもうこれは契約解除している状態ではないですか、この点お聞きします。 ○議長(佐野寿夫議員) 産業振興部長。 ◎産業振興部長(高野裕章君) 4月以降の経営の件ですけれども、当事者からは非常に今厳しいという中で、コロナ禍が去ればもう一度やりたいという強い希望を聞いております。したがいまして、今この段階、これ12月ですけれども、その12月の段階で、今一旦解約をして、またしかるべきというような話は考えておりませんでした。やはりあくまでも再開をすることを前提に御協議、相談があったものですから、それに対して応じたという流れでございます。したがいまして、来年度の当初予算も、通常の家賃料金は計上してございます。その段階で新型コロナウイルス感染症がどうなっているかというところがございますので、もちろんその段階で、3月終わった段階でどうしようかという改めての協議はあろうかと思いますけれども、今この段階でもう4月以降はないだろうというような判断は持っていないという考え方です。 ○議長(佐野寿夫議員) 芦澤副市長。 ◎副市長(芦澤英治君) 今、深澤議員のほうから、これはすっきり契約を解除したほうがいいのではないかと、こういうようなお話でしたけれども、先ほど申し上げましたが、市はそのような考えは持っておりません。やはりいかにして、今こういうコロナ禍の中で市の支援はいろいろやっていますけれども、これは一つの市の支援の在り方だというふうに思っております。もしここで再募集をして確実に手を挙げるところがあるならばともかく、今市のほうにそのような声は聞こえておりませんし、先ほど重なってしまいますけれども、逆に続々と廃業しているこの状況でございます。そこを何としてもここは踏みとどまって頑張ってもらって、また今少し陽性患者数も減ってきておりますので、できればこの4月から再開をしてほしい。今ここで、まだこれ、契約解除条項ではないのですけれども、合意解除、つまり市が駄目だと言ったら恐らくこのままずっと市に払い、4か月たつと約100万円近くになってしまいますので、払い続けることはできないということで、恐らくこれは休業を認められないと言ったならば、諸星は廃業してしまうのではないかなと思います。そうではなく手を差し伸べる意味も込めて、市はこの措置をしたということでございます。 したがって、4月からぜひ再開をしてほしいと思いますし、そのためにはいろんな手でまた市としても支援をしていかなければならないというふうに考えております。 以上です。 ○議長(佐野寿夫議員) 12番 深澤議員。 ◆12番(深澤竜介議員) 現実的に4月1日からは無理だとは思うのです。ですから、そこら辺本音のところで話し合うべきなのかなとは思いますし、これあらゆる手を差し伸べてと言いますけれども、当然いろんな飲食店への応援金、今回もこの後の補正で出てきます事業継続応援金20万円という制度もつくっていただく予定になっています。当然ゴールデンウイークのときは、休業要請とそれに応じた事業者への感染拡大防止協力金というのも支給していただきました。いろんな手だてをやっていますし、当然国の家賃支援給付金、半年間3分の2ということで計算すると96万円もございます。いろんなこれがある中で、経営することができないというか、店を開くことができないということは、ほかのいわゆる民間の業者からすると、そこにあえてまた市が手を差し伸べると、これは当然必要なことだと思いますけれども、ほかの業者と比べて一業者へするということは、これあしき前例つくることで、市民に対して説明がつかないと思うのです。市民にどう説明すればいいのか。ですから、先ほど中村議員も言いましたけれども、こうした飲食店に対する家賃の応援制度があって、今回の話であるならばまだ理解はできるのですが、そうでないと単にこれ契約にのっとってやっていけば、淡々と進めていけば、私は双方のためにいい話なのかなと思うのです。 それで、4月からの再開の確約というのは取れているのですか、これ。そこの部分は非常に気にはなりますが。 それと、飲食店等に対する家賃の応援金なり、こういう制度というのはお考えなのでしょうか。富士宮市独自のですね。その点も改めてお聞きいたします。 ○議長(佐野寿夫議員) 芦澤副市長。 ◎副市長(芦澤英治君) なかなか説明が意を尽くせなかったかもしれませんけれども、あの建物は、冒頭申しましたように、普通の貸家としてできたものではなくて、市の食のまちの拠点として、これは契約上、財産管理上、普通財産という扱いにしてありますけれども、正式的には公共的なその目的を持った、もしくはあれが、公の施設ではないのですけれども、町営であるいは市営でそういう店を持っているところもあります。その場合だとまた全然話が違ってくるのですけれども、私はあの建物は準公共的な目的を持った建物だと思っていますので、それに沿った利用をしてほしい。それに一番ぴったり合うということで、今の株式会社諸星が選択されたと思っております。ですから、ほかと少し違うということ。 それから、もう一つ期間の問題、これは4月から確実に再開するということには、これは分かりません。ただし、一番最後だけは、私はこれは契約の期間が最後、あと1年後ですね。令和4年3月がたしか最終日ですので、もう延びてもそこまでと、当然それが駄目だったら次を公募して考えるということになると思います。 冒頭申し上げましたように、いろんな経緯を追ってきて今日になったわけですから、このコロナ禍が原因ですので、諸星のあの店の在り方、あれが評判が悪くてお客が来ないのではないということですので、市としては再開を期待して、そのような賃貸借契約の一部期間凍結という措置をもって、また再開に対するある意味で言えば支援ということで進めていきたいなと思っております。 これは、もうちょっといろいろ御意見をいただきましたけれども、この結論、市としては変えるつもりはございませんので、議会としての御判断をよろしくお願いいたします。 ○議長(佐野寿夫議員) 産業振興部長。 ◎産業振興部長(高野裕章君) 市といたしましては、これは一般の商店の家賃ということよりも、市と借主である株式会社諸星との契約に基づくことだと思っています。先ほど副市長からもこの契約に至ったいろいろな設備投資であるとか、そういったもろもろの経緯がございます。ですから、全てをほかの案件と比較してどうなのかというふうな考え方は持っていません。これは、さくやと市との契約の問題と考えています。したがいまして、今現段階では家賃補助という形で、全体の店舗に対して家賃補助を出すというような計画は今考えておりません。 ○議長(佐野寿夫議員) 企画部長。 ◎企画部長(篠原晃信君) 事業調整上の観点で、この件につきまして私も調整のほう聞いておりましたので、まず深澤議員のほうから解除前提ではなかったのかなとさっき御質問が冒頭にありましたけれども、考えるべきではなかったかなと、そういうことでは経緯として全くございません。これは、事業者側も何とか続けたいのだと、その中で今この状況と、そういう協議をということで担当部から聞いておりますので、その時点で直ちに解除ということではございません。ここは事実はそういう事実でございますので、それを前提でお話をさせていただきます。 そして、あとは今回の議論、先ほど中村議員のほうからも、例えば減免をするようなものについてはたくさんの書類を用意して厳しい話が出るのではないか、これとの不公平感があるのではないかという話があったのですが、税金についてはこのようなことがございます。税金は公平の一番最たるものです。日本国民にとって一番最たるものですので、この税金の減免とか税率を変えるというのは法律に基づくものです。これは、減免する場合、かなりそれに基づきますけれども、これについてはまちづくりでございます。富士宮市として店舗たる建物を持っていまして、その店舗、長屋門に近い店舗を生かして食のまちをつくっていきたいと、あそこでたくさんの人が訪れる仕掛けをつくりたいと、そういうことで契約に基づくものであって、これが自治体がやってはいけないかというとそういうことではなくて、普通財産、先ほど芦澤副市長が言ったように、普通財産という財産は、民間の財産管理とほぼ同様にできる手続でございますので、普通財産の手続に基づいて、それならば公募しようということで公募してパートナーを選んだ。そういう中でそのパートナーが一生懸命やっていただいた中で、ある程度長期、財産規則上10年の契約を結んで長期にこのまちづくりをしていただく。そういうことでやってきた経緯の中で、厳しい状況があるというならば、契約書上の中の協議に基づいての考え方ですので、ほかの飲食の方への説明がつかないということもあるかもしれませんが、これは市のまちづくりの中の話でございますので、そことは区分をしてお話をさせていただかなければならないなと思います。 そして、先ほど市長からもお話ありましたように、大きな力が働いているというお話が聞き取り調査の中でも議員のお話からも出ました。今公のお話の中でも出ましたので、はっきり申し上げますけれども、一切ございません。それについては市長が今おっしゃっていただいたように、市長に逆に御迷惑をかけます。副市長に御迷惑をかけます。これ実務の中でまずちゃんと組み上げた話ですので、そのような誤解は議員の皆様、ないということで御理解をいただきたいなと思います。 これは今、このインターネット見ている当の事業者の方がその話をされますと悲しむと思います。一切ございません。そこだけはぜひ御理解いただきたいと思います。 これは、10年のまちづくりの中で、担当部、野毛室長の下検討した結果ですので、ただ市民が分かりづらい点は、今副市長がとうとうと御説明いただいた経緯でございます。ぜひこの市の考え方御理解いただけるとありがたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(佐野寿夫議員) 12番 深澤議員。 ◆12番(深澤竜介議員) 10年の間では業者も多分相当いいときもあったと思うのです。ですから、それがその中で契約にのっとって私は淡々と話を進めていけばいいのかなと思います。双方本音の部分でやったほうが、これ業者にとっても、ではこれ話が出たのが12月4日に議員宛てに書類が出ましたから、話があったのは11月ぐらいからだと、あるいはもうちょっと前からかもしれませんけれども、またその時点から、今2月ですからまた状況も大きく変わってきていると思います。そうした中で、これ契約にのっとっての話ですし、それとこれは公の施設に相当すると言っても、実際運営は民間でやって、収益も今まで10年の中で当然相当上げているときもありました。ですから、あとは契約にのっとってやるべきではないかなと、プレゼンテーションによって当然条件もあの建物がああいう建物で使い勝手がこうだって条件の上、納得してプレゼンテーションして投資をして、そしてそれで使用貸借して収益を上げて、従業員雇用してきたわけです。ですから、これ単純にそうした淡々とした話の中で私は議論を進めていってしかるべきだと思います。こうしたことで、ちょっと不透明な形でのこうしたあしき前例つくるということは、やっぱりいろんな市民への信頼感というか、行政としての中立性であるとか客観性であるとか公平性であるとか妥当性というものをやっぱり裏づけるものでないと、なかなかその後の、今この苦しい時代、いろんな事業者への説明がつかないです。ですから、これは私は契約にのっとって普通に淡々と進めていっていただいて、今でも別に、ですからもう一度確認しますが、市が管理しているということでよろしいのか。ですから、一旦契約が中断しているというような副市長からもお話がありました。凍結、そういうことですか。となるとまたちょっとこれ話が全然違ってしまうのかと思うのです。その点だけもう一度確認させてください。最後、これ3回目ですから。 それと、私の意見に対して、再度答弁があればお願いをいたします。 ○議長(佐野寿夫議員) 芦澤副市長。 ◎副市長(芦澤英治君) まず、言葉の問題、凍結ということを使いましたけれども、これは言いましたように、10年間の契約の中で一定のこの3か月という、3か月ではないですけれども、一応3か月です。この期間は契約上使用収益をすることも、それはありませんね。その代わりそれに対応する賃借料を払うこともありません。そういう意味で私は凍結という言葉を使いました。 ですので、また再開をしたいとなれば、そこからまた新たな10年の残りの期間になりますけれども、また賃貸借契約が始まるということでございます。 以上です。 ○議長(佐野寿夫議員) 産業振興部長。 ◎産業振興部長(高野裕章君) 今現在、食のまち推進室のほうで管理しているという件でございますが、これやはり賃料というのは使用収益に伴う賃料ですので、そこで中途半端な貸し方をしますと、曖昧になりますので、これはもう鍵はしっかりかけて、食まちのほうでも出入りはさせないという中で、使用収益は上がらないという形を明確にした上で、この3か月間は賃料が発生していないと、減額とか値引きという免除とかではなくて、そういった使用収益が発生していないという形態をつくるという意味で、今食まちのほうで管理をしております。 ○議長(佐野寿夫議員) 3番 近藤千鶴議員。 ◆3番(近藤千鶴議員) 2つお聞きします。1つは、本当にまちの象徴になるような場所のその長屋門ですか、それゆえにもう少し違ったやり方というものがなかったのかなということを1点。もし、市民の皆さんには、今経済変動のその貸付けを皆さん言って進めているわけですけれども、何かもっと三方よしのいい方法が一つなかったのかということと、それとこの賃貸契約書もちょっと見させていただきましたが、第21条の双方の協議の上に処理するものとするというところ、どこの契約書にも書いてありまして、これが拡大解釈ではないのかなと、これは独り歩きして、これから市民の皆さん、またこの行政の中でこれがいい例になってしまわないか、そこがちょっと2つ心配です。それをお答えになっていただけますか。 ○議長(佐野寿夫議員) 行政課長。 ◎行政課長兼選挙管理委員会事務局長(佐野史俊君) 契約上の解釈ということで私のほうから答弁させていただきます。 まず、普通財産、これを民間の立場と一緒に契約をしている、先ほど企画部長のほうからもあったとおりです。これは、契約自由の原則というそのものがまず1点原則としてあります。 それから、今回契約書には、そもそもの当初の契約には、17条に解除の条項が載っています。今回解除条項には一切当たりません。 それから、ちょっと難しい言い方で言いますと、信頼関係破壊の法理というそういうものがあります。これ信義則と呼ばれるものです。例えば相手方は今回まだ一時休止させてくださいというだけで解除させてくれとは言っていません。そういったことをもって市のほうで契約を解除するということは、この信義則に反するという、そういうことに逆になると私は思います。 そして、あと賃料、これ先ほどからも答弁にありますとおり、使用収益に対する対価ということになっています。そういう意味からいたしますと、現在使用していないで収益を上げていない、そういうことからしますと、これは法的にも賃料を取らないことが私は適正かなというふうに考えています。 以上です。 ○議長(佐野寿夫議員) 食のまち推進室長。 ◎食のまち推進室長(野毛裕紀子君) 先ほど1番目に違ったやり方でやることがあるのではないかという御質問なのですけれども、最初にフードバレー推進構想というのを始めまして、食のまちづくりということと、あと町なかのにぎわいづくりという目的を持ってあちらの建物等をさくやに使用していただいているということで、それについてやり方を変える予定もありませんし、考えてはおりません。 以上です。 ○議長(佐野寿夫議員) 3番 近藤議員。 ◆3番(近藤千鶴議員) 本当に皆さんがみんなでこう、決意がよく分かりました。 しかし、私も知っておりますけれども、こんなにまちにとって大切なもの、また大切な業者でしたら、本当に感謝している気持ちも協力してくださる気持ちもよく分かりました。もしそういう気持ちがあるのでしたら、今さっき副市長がおっしゃいましたが、誤解されるかもしれませんがというお言葉いただきました。誤解されないような方法に持っていく。そして、誰でもが三方よしという方法に持っていくことによって、その業者に対しての感謝が表せるのではないかというところで、私は本当に今回大変残念だと思うのです。 また、私たちこの結果を持って、市民の皆さんに本当にどうやって説明しようかなと、税金とは違うかもしれませんが、私たち税金1円まけてくれなんて言ったって、督促が来るわけですので、そこのところは私も大変今回のことは納得できないわけでございます。 それで、こういうことが常例化してしまうと困るということで、こういう議論というのは残すべきだと私は考えますが、これから違う場所を設けてまた話し合っていくというようなことはできないでしょうか。 ○議長(佐野寿夫議員) 近藤議員、今議論やっていますので、違う場所というのは具体的なところが全く違う機関でやるとか、ちょっと質問的に。しっかりと当事者と議論していますので、そこでまた進めていくということで、どうでしょうか。 ◆3番(近藤千鶴議員) 今回のこと改めて機会を持つとかということはできないということですね、今期中に。 ○議長(佐野寿夫議員) 私に質問されてもあれなのですけれども。芦澤副市長。 ◎副市長(芦澤英治君) 様々な今議論をさせていただきました。今市長とも話しましたけれども、今各部課長、そして私がお答えした内容で、ぜひこれは行きたいということですので、よろしくお願いをいたします。 ○議長(佐野寿夫議員) 16番 遠藤英明議員。
    ◆16番(遠藤英明議員) るる今まで聞いてきたのですが、課長が最初言われた、要するに帳簿とかそういうのは点検されていなかったということなのですが、今政府でもいろんな支援策が取られているわけですが、そういうことを使った上でのこういう結論なのですか。それとも言葉は悪いのですが、今年いっぱいでやめるのだという判断の下にそういう支援策を取らなかったのですかと、そういうこともいろいろあるでしょうが、皆さんはその支援策を勧めたかどうか、それによって事業者はどういう判断をされたのか、そこら辺のところを帳簿を見ての上での判断だと思うのですが、そこら辺はどうなのでしょうか。 ○議長(佐野寿夫議員) 食のまち推進室長。 ◎食のまち推進室長(野毛裕紀子君) 売上げの推移のほうを出していただきまして、それは確認させていただきました。昨年に新型コロナウイルス感染症が2月、3月ぐらいからはやり始めた頃に、賃料に対して金額を下げていただけないかとかそういう相談はありました。そこで、固定資産税の評価額を計算しまして、今回、昨年度よりも1万円金額が下がったということで、まずそこで対応させていただきました。新型コロナ第1波のときにやはりやり始めたときに、皆さん、ビュッフェスタイルというのが新型コロナの中で非常にお客さんが減っているということで、テイクアウトを始めるということでテイクアウトに対してもこちらのほうでも情報を共有し、皆さんにテイクアウトについて、テイクアウトのホームページを立ち上げたりとかして協力してまいりました。また、第2波が来ましたときに、テイクアウトだけだと収入がなかなかこう下がってきているということで、カフェスタイルということでカフェを行ったのですが、カフェスタイルも結局あまり収入を上げることができないということで、最終的に第3波になり経営が悪化してきたという話を受けまして、そこで協議に移っていった次第であります。 その中でいろんな国の給付金とかの制度のほうをこちらのほうでも紹介いたしまして、そちらをぜひ利用していただきたいという話はさせていただいております。 以上です。 ○議長(佐野寿夫議員) 16番 遠藤委員。 ◆16番(遠藤英明議員) そうしますと、それも利用していないということになりますと、経営意欲を失ってしまったのではないのかと、このように判断するのですが、そんなことないですか。 ○議長(佐野寿夫議員) 食のまち推進室長。 ◎食のまち推進室長(野毛裕紀子君) 利用していないとは聞いておりません。こちらの情報のほうを教えまして、利用していないとは聞いておりませんので、ただ一企業、個人企業ですので、それを今申請してあるかどうかというのはここではお答えはできませんが、確認はしております。 以上です。 ○議長(佐野寿夫議員) 16番 遠藤議員。 ◆16番(遠藤英明議員) 第1次、第2次、今回で第3次、国から大変な資金が出ているわけですが、特に飲食業については手厚い補助があったわけです。そういうことを含めると、何か刀折れ矢尽きてこういう判断になったのか。まさしくいいときもあったのでしょうから、そういうときも考えまして、もうちょっと我慢できなかったのか。いろんな要素があると思うのですが、話を聞いていて、ちょっとこう、簡単に諦めてしまったのかなという判断がなされるのですが、そういうことはどうなのでしょうか。あなたに聞いても分からないでしょうが、そういううわさというかそういうのは聞いていませんか。 ○議長(佐野寿夫議員) 食のまち推進室長。 ◎食のまち推進室長(野毛裕紀子君) 経営が悪化しているということでこちらに御相談に来られたということですので、我慢ができないという言い方はどうかとは思いますが、結局、経営していくことが大変になっている中で、賃料についても払ったり、結局従業員もいらっしゃいますので、経営していく中でかなり金額がかかっているということで、一旦休業して、次につなげるために今回休業したいという申出がありましたので、こちらも先ほどから副市長等答弁していただいたように、今後また経営を再開していただきたいというこちらの思いがありますので、それについて今回、このような3か月間の休業を今回認めたという状況でございます。 ○議長(佐野寿夫議員) 22番 松永孝男議員。 ◆22番(松永孝男議員) ちょっと1個だけ確認をさせてください。国の家賃補助助成金というものがあるのですけれども、それをもらった上でこの家賃を免除するとなると、家賃補助というのが宙に浮いた格好になると思うのですけれども、それは国からはそういうものをもらっていないということを確認されているのですか。国で家賃補助のための助成金をもらっておいて家賃を払わないというのはちょっとおかしくなってしまうと思うのですけれども、そこだけ1個確認されているのでしょうか。 ○議長(佐野寿夫議員) 食のまち推進室長。 ◎食のまち推進室長(野毛裕紀子君) 家賃を全部払っていないわけではなく、4月から12月までの分は家賃は払っていただいております。国の家賃補助につきましても12月までの家賃の金額に対して補助という形が出ておりますので、家賃を払っていることに対して、もしもらっている場合は、それをもらっているからおかしいということではないと思います。 ○議長(佐野寿夫議員) 17番 稲葉晃司議員。 ◆17番(稲葉晃司議員) 今室長がおっしゃっていた4月から12月分までの家賃は払っているという話ですけれども、年度初めに一括して全部払うから3月まで払っているのではないのでしょうか。 この補正通って、やっとそこで3か月分引かれるのではないのでしょうか。ちょっとその確認したいのと、要はここから先のところで、いろいろ御説明いただいたのですけれども、4月1日以降解約されるかどうかというのはまだ分からぬということですから、それはそれでいいのですけれども、要はこれだと平成34年3月までの契約で、それをまた続行させるには6か月前には、その乙のほうが申入れなければならないような契約になっています。4月からスタートして、要は9月までにその返事を甲にしなければならない、富士宮市にしなければならないではないですか。新型コロナウイルス感染症のこの状況下の中でその見通しがすぐ取れるわけないと思うという判断をするのが普通だと思うのです。 さっき芦澤副市長がおっしゃられていましたけれども、富士宮市としては食のまちづくりのために貢献していただきたい、あそこでやっていただきたい、それは市の一方的な思い入れのことであって、それがやっぱり足かせになってしまって、本当はやめたいのだけれども、やめられないのだよなみたいところがあるのではないでしょうか。補償金の138万円で手を打ってしまうという手もあると思うのですけれども、どうなのでしょうか、その辺の検討されたのですか。 ○議長(佐野寿夫議員) 食のまち推進室長。 ◎食のまち推進室長(野毛裕紀子君) 先ほど家賃が1年間まとめて払うということですけれども、今まで毎月支払いしていただいていまして、今回賃料を払う関係でちょっと内容を変えまして、3月までに賃料を払っていただければいいという契約に途中変更させていただきました。その中で、今解約、市がこのように継続していただきたいということで向こうに負担になっているのではないかというお話なのですが、今後また諸星さんのほうと今後についてまた双方で協議する予定ですので、それについては今ここでどうなるかということは分からないのでお答えすることはできません。 ○議長(佐野寿夫議員) 企画部長。 ◎企画部長(篠原晃信君) 稲葉議員から補償金も含めてある程度手を打つという言葉がありましたけれども、今ここで議論になってるのはこの歳入の減というところで、1月から3月を取らない事実をもっての議論だと思いますけれども、12月3日に議員のところには御連絡入れていると思います。そのときのとおりのままでございます。このときにはこういう申出により、市としてもこういうふうに考えた。そして、今後のことについてはこの間にまた協議をしていくということで、4月以降どうするのか。そして、さらに10年以降どうするのかはまさにこれからの議論で、本当にこういう議論の中でまたいろいろの考え方というのも出てくる可能性もありますけれども、私はそれを逆にちょっと心配してしまうわけですけれども、これは本当にこの12月3日の通知どおりでございます。純粋に議論をして、そしてこの協議の拡大解釈ということではなくて、契約上、協議はございますので協議の場をしっかり持って、そしてこの協議を最大限、使うか使わないかまた貸主、借主との協議ですが、自治体の場合注意しなければならないのは、普通財産といえども法律上のルールがありますので、そのルールと市の財産規則の範囲でなければいけません。ですので、協議をフル活用するということはあります。ですけれども、その協議の中の幅は法律で我々は実務をやっておりますので、これは担当部、担当課長、室長、本当に一生懸命やってくれていると思いますので、今稲葉議員の御提案についてはまさにこれから、今も含めてこれからの話だと思います。そこで御理解いただきたいと思います。 ○議長(佐野寿夫議員) 17番 稲葉議員。 ◆17番(稲葉晃司議員) 企画部長、ごめんなさい。僕補償金のことで言ったからいいのですよね。今補助金と聞こえたもので。                〔「補償金」と呼ぶ者あり〕 ◆17番(稲葉晃司議員) 補償金のほうで138万円の補償金をもってこの契約のことについては、うまくもうちょんにしたらいいのではないのですかという話をしたつもりなのです。それがこの4月以降からの話で行くということでしたら、それはそれでよろしいのかと思います。ただ、4月から9月までの6か月間でその判断を乙のほうもしなければならないと思いますから、そこのところもうまくやって、うまくできるのかな、できると思いますか。率直なところ、僕はやっぱりできないと思います。だったら、やっぱり楽にしてあげたほうがいいのかなと、これ本当にそう思います。だって大変ですもの。行くも大変引くも大変な状況にあると思いますもの、乙は。そう思います。 ○議長(佐野寿夫議員) 質問でいいですか。 ◆17番(稲葉晃司議員) そこをやっぱりちょっと考えてあげるべきなのかなというのは、僕はこの議論の中ですごい感じて、当局の一方的な思いで、何となく、いやこれ気の毒だなと思いますもの、本当に。その反面、これをやることによって大半の飲食業者は何であそこばかりやるのだと、絶対そういう感情持ちますから、だから本当にいろんな異論が出てしまうようなことを挙げられていますけれども、やっぱりこれは普通にちょっと、補償金のところでもうなしにしてやったほうが僕はいいと思うのですけれども、最後の意見です。 ○議長(佐野寿夫議員) 市長。 ◎市長(須藤秀忠君) この補正予算は、3月まで入らないということの中でもって御理解いただきたいという補正予算の提案であります。ぜひこのことについては、相手方とのいろんな協議もしてきて、こうした結論に至っていることでありますものですから、ぜひ皆様方には御理解をいただきたいと思います。 4月以降のことについては、先ほど議員からもお話がありましたが、家賃補助制度ということについて、改めて市の方針とかあるいは公共性の要素を持つとかというような、そうした状況を鑑みて、これをどうするかということについて検討していきたいと、こんなふうに思っています。 以上であります。 ○議長(佐野寿夫議員) 14番 佐野和彦議員。 ◆14番(佐野和彦議員) 白熱した議論の中でちょっと水を差すような話になってしまうかもしれないですけれども、お願いします。 貸主と借主の関係であって、貸主がすごく気前がいい貸主だったというような話を受けるのですけれども、当初ここの今さくやがあるところは、全然借手がなかったというようなイメージしかないのですけれども、その中で借主がすごいたくさんいるような状況の中だったらこの議論は分かるのですけれども、借主がたくさんいなかったわけです。諸星さんがいいよ、何とか私が頑張ってやってみるかなと。                 〔何事か呼ぶ者あり〕 ◆14番(佐野和彦議員) でも、最初のところはなかったような気が。                 〔何事か呼ぶ者あり〕 ◆14番(佐野和彦議員) ちょっと待ってよ、私の意見ですから。その後に、マウントブリューイングが道の前に来たわけです。あれでもうさくやの店のイメージが全く外側から、全くとは言えないけれども、見えなくなってしまったという気の毒なところがあるわけです。その両方とも市がやっぱり関わってきていますので、僕は、副市長が言っていたのは、ある意味そういう意味では貸主が温情をかけたというのは、僕は別にそんなにみんなで追及するようなことかななんていうふうに思うのですけれども、ここのところにおいて、貸主と借主の契約書ありますね。契約書の変更というか、そういったものは今後考えていますか。 ○議長(佐野寿夫議員) 芦澤副市長。 ◎副市長(芦澤英治君) もう一度確認、契約の内容を変えるつもりがあるかということですか。〔「契約の内容ですね」と呼ぶ者あり〕 ◎副市長(芦澤英治君) すみません。今契約を結んでございますけれども、その中で解釈で信義則の大原則の下に定めてある事項、そして定めていない事項についても、この契約で処理してありますので、今この契約が不備であるとか付け足すという考えを今私たちのほうは今持っておりません。 以上です。 ○議長(佐野寿夫議員) 14番 佐野議員。 ◆14番(佐野和彦議員) 反面、先ほどから議論になっている解除のところに、第17条の5のところに、天災地変その他不可抗力の事由により当該建物の全部または大部分を使用することが不可能になったとき解除ができるというようなところが出ています。そこは契約書にはそういうふうにはうたわれているのですけれども、今回の特別な措置が借主がもうやめたいと言っていたときに、この契約書を見ると、ここの部分に当たれば、では解除してあげなければなと思うのも確かにそのとおりだと思います。ですので、契約書の変更は僕はやらなければいけないのではないかなと思うのですけれども、そこら辺はどうなのですか。 ○議長(佐野寿夫議員) 行政課長。 ◎行政課長兼選挙管理委員会事務局長(佐野史俊君) 今、議員が契約の解除、第17条、ここの5号、天災地変云々かんぬんというところでございます。今回の新型コロナウイルス感染症の関係は、私はこれには当たらないと、簡単に申しますと、地震とかそういうものが当たるのであって、新型コロナウイルス感染症の影響は当たらない。そういった意味で、先ほど私契約の解除条項には当たらないというそういう考え方を示させていただきました。 以上です。 ○議長(佐野寿夫議員) 14番 佐野議員。 ◆14番(佐野和彦議員) すみません。何か僕がおかしな話になってしまっているような気がしてしようがないのですけれども、誰の責任でもないというこういうような状況の中で、一つだけ言えるとしたならば、公平を逸脱しているところと、いやそうではないと、貸主がいいと言っているのだから、この契約の中でやっているのだというようなところと2つに分かれると思うのです。 やっぱり説得力がないのは、公平性をすごくみんな言っているわけですから、その公平性を保つその契約、あくまでも契約ですから、その建物を借りる借りないは。ですので、その契約条項が合えば何の問題もないのではないかななんて思うのですけれども、これは一つの意見として言っておきます。 ○議長(佐野寿夫議員) 財政部長。 ◎財政部長(中村日出和君) 財政部長の私がと思うかもしれませんけれども、いろいろ企画部長には財政絡みの問いにもお答えいただいて助けていただいていますので、助けになるかどうかは分かりませんけれども、今議員がおっしゃっている、先ほどから出ていますその公平性、公平性というのはなかなか難しい問題だなというふうに私は思います。それはなぜかと申しますと、それぞれの人々のそれぞれの価値判断というものが絡むからでございます。ですから、定額給付金の10万円にしても、あれ公平だと言う人もいれば不公平だって言う人もいる。私は個人的には不公平だと思っています。 というようなことで、今の行政は公平性の確保、これと同時に一人一人の、業者もそうですけれども、状況に対して極めて柔軟できめ細やかな対応をしなければならない。つまり、ちょっと堅い言い方しますけれども、二律背反の課題に対応することが求められていると思います。特にこのコロナ禍においては。というようなことで、これは容易ではない、簡単ではございませんけれども、市民、地域、業者との関係をうまく構築しながら、柔軟な対応に力を注ぐことが重要なのではないかなと。ちょっと財政部長の立場を超えていますけれども、そんなふうに私は思っております。 以上でございます。 ○議長(佐野寿夫議員) 企画部長。 ◎企画部長(篠原晃信君) 議員からさっき契約のお話があって、自分の質問がどうかなとあったものですから、ちょっとそれを補うような形で私からも、この契約解除の条項でございますが、これは一方解除という条項なわけです。一方解除。片側が相手の有無を言わさずに、こういう場合が出たときには、一方的な片側の都合だけで解除しますよ。それを書いてあるのが一方解除なのです。ですので、今回は当たらないという法規担当、法務担当課長が言っているのはそういう意味でございます。 この規定というのは、大体契約書に書いてある解除条件というのは、一方解除でございます。ですので、例えばそうは言っても契約をいろいろしていると、場合によってはやめなければならないということが日常生活の中ではそういうことはあると思いますけれども、そういうのは一方解除ではなくて合意解除ということで、それは協議に基づいて合意によって解除するということですので、この規定を使わないというのが通常のことだと思いますので、今議員からお話があったように、ここの部分の改正というか、解除というのは法務担当課長、行政課長が言ったようにないなと思っております。 そんなことで、議員の御質問を私がフォローさせてもらいますが、よろしくお願いいたします。 ○議長(佐野寿夫議員) 他にありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。 この際、暫時休憩します。午後の会議は1時から再開し、議案の審議を継続しますので、よろしくお願いします。                                     午前11時53分休憩                                                                            午後1時00分開議 ○議長(佐野寿夫議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。 議案の審議を継続します。 次に、2項財産売払収入について質疑を許します。26、27ページです。御質疑ありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。 次に、18款寄附金、1項寄附金について質疑を許します。26、27ページです。御質疑ありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。 次に、19款繰入金、3項基金繰入金について質疑を許します。26、27ページです。御質疑ありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。 次に、21款諸収入、3項貸付金元利収入について質疑を許します。28、29ページです。御質疑ありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。 次に、4項雑入について質疑を許します。28、29ページです。御質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。 次に、22款市債、1項市債について質疑を許します。28から31ページまでです。御質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。 以上で歳入に対する質疑を終了します。 これより歳出に対する質疑を許します。 初めに、1款議会費、1項議会費について質疑を許します。32、33ページです。御質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。 次に、2款総務費、1項総務管理費について質疑を許します。32から41ページまでです。御質疑ありませんか。12番 深澤竜介議員。 ◆12番(深澤竜介議員) 33ページでまずお尋ねします。最初の退職手当9,000万円、この時点でこれ補正で出てくるって非常に珍しいことなので、この経緯についてお尋ねします。 それと、もう一点、訴訟関係経費、訴えの提起及び応訴等に要する委託料、こちらの件も併せてお尋ねをいたします。お願いいたします。 ○議長(佐野寿夫議員) 人事課長。 ◎人事課長(赤池新吾君) それでは、最初の質問のほうの退職手当についてです。これは、当初の予算、毎年算定根拠として挙げています次年度の定年退職者、その数と早期退職者、これを大体2人ほどということで、当初のほう試算をいたしまして、予算を上げさせていただいていますが、今回、自己都合退職あるいは早期退職がその2人よりも多くなったというところでの人件費の増額補正でございます。 以上です。 ○議長(佐野寿夫議員) 行政課長。 ◎行政課長兼選挙管理委員会事務局長(佐野史俊君) それでは、私のほうからは訴えの提起の関係、御答弁申し上げます。 全体的な経緯を含めて説明させていただきたいと思います。平成29年度から今年度まで、同一の原告から訴えの提起があったものが12件ございます。この中で1月末現在、相手方が控訴した1件を含む2件が今係争中でございます。ただ、係争中といっても既に2件とも終結している状態で判決待ちということになってございます。 この中の1件控訴審があります。控訴審判決が3月17日に予定されていまして、もう一件、4月16日に判決が言い渡されると、このような状況になってございます。 今回、この2月補正では、今年度既に判決をいただいて終結しているものと、今説明申し上げました3月17日に判決が予定されてるもの、この報酬等の額を見込んだ中で、現計予算額314万2,000円に対し不足する額198万5,000円を計上させていただいたと、このような内容になってございます。 以上です。 ○議長(佐野寿夫議員) 12番 深澤議員。 ◆12番(深澤竜介議員) 退職手当のほう、いろいろ事情はあるかと思うのですが、見込みより増えた。一番心配するのは、やはりメンタル的な面での早期なり自己都合のことを一番心配、こういうときにぽっと出てくると心配するのですけれども、その辺りのフォロー体制と、このことに対しての人事課としてはこれについては特にあれですか、見込みが若干、上振れしたというか、多かった程度の判断なのか、その2点、ちょっとお聞きします。 ○議長(佐野寿夫議員) 人事課長。 ◎人事課長(赤池新吾君) ただいま早期の退職者がメンタルをやられてと、そのフォローがあったのかどうかというところでございますけれども、その早期退職の手挙げについては、例年、当初予算試算では2人程度試算をさせていただいておりますけれども、例年大体5人から6人というところの早期の人間が出ております。その内容については、今回、特に新型コロナウイルス感染症でメンタルをということは聞いておりませんので、これについてのフォローというところは必要がないかなというふうに考えております。 以上です。 ○議長(佐野寿夫議員) 12番 深澤議員。 ◆12番(深澤竜介議員) 30幾つまでも入っていますよね。そうですよね。 では、最後に3回目ですから、37ページ、移住・就業支援金が300万円、そして移住・定住奨励金が470万円、これプラス、ここら辺の経緯、これをお願いします。 ○議長(佐野寿夫議員) 地域政策推進室長。 ◎地域政策推進室長(佐野和也君) 移住・就業支援金と移住・定住奨励金についてですが、こちらまず上の移住・就業支援金につきましては、国の制度でありまして、東京一極集中を是正する、または地方の中小企業の人材確保等を目的として財源を国が2分の1、そして県が4分の1、市が4分の1として実施しているものとなります。 対象者が直近10年間で、東京23区に5年以上在住するか働くということが条件になっておりまして、さらに就職におきましては、県のマッチングサイトを通じて就職するもしくは県の企業支援金を受けた人が対象ということになっております。 今年度、本市では4件分、400万円の予算を計上して募集をしてきたのですが、条件に該当する移住者という方がいらっしゃらなかったものですから、3件分、300万円を今回減額をさせていただいたところでございます。 また、下の移住・定住奨励金につきましては、本市独自の制度なのですが、こちらのほうに対しましては、今年度既に9世帯29人の方がこの制度を使って本市に移住をしてくれています。本年度の予算800万円に対しまして710万円を支出しているところなのですが、これ以外に、現在、具体的に言いますと3世帯から移住の相談を受けておりまして、今年度中に移住ということになりそうなものですから、今回470万円の追加の増額の予算を計上させていただいたということになります。 以上です。 ○議長(佐野寿夫議員) 他にありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。 次に、2項徴税費について質疑を許します。40から43ページまでです。御質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。 次に、3項戸籍住民基本台帳費について質疑を許します。42、43ページです。御質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。 次に、4項選挙費について質疑を許します。42から45ページまでです。御質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。 次に、5項統計調査費について質疑を許します。44、45ページです。御質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。 次に、3款民生費、1項社会福祉費について質疑を許します。44から47ページまでです。御質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。 次に、2項児童福祉費について質疑を許します。48、49ページです。御質疑ありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。 次に、3項生活保護費について質疑を許します。48から51ページまでです。御質疑ありませんか。1番 渡辺佳正議員。 ◆1番(渡辺佳正議員) 48、49ページで生活保護費の生活扶助費が減額で、一方で医療扶助費が増額という、この辺の理由を、状況について説明いただきたいということと、全体のその受給世帯数は、当初予算のときに見込んだ世帯数と比較してどう変化しているのか。新型コロナウイルス感染症で生活が大変な人が増えていると思われるのですが、そういった状況を踏まえると、世帯数としては増えているのではないかなというふうに私は推測するのですけれども、その辺の状況をお知らせください。 ○議長(佐野寿夫議員) 福祉総合相談課長。 ◎福祉総合相談課長(沼倉直也君) まず、扶助費についてお答えいたします。 生活扶助費と医療扶助でございます。生活扶助につきましては、生活保護を受給している方が生活していく上での基本的な生活費が対象になってくるわけでございますが、今年度、昨年の令和元年度の決算に比べまして大体15%ほどの増加を見込んで当初予算をいただいたところですが、そこの見込みまで生活扶助については必要なかったという点が減額の理由でございます。 逆に医療扶助でございますが、これは少しちょっと見込みと違うところがございました。医療扶助のうち外来診療と歯科診療につきましては、私どもの見込みのとおり推移しておりましたが、入院診療、入院の数が非常に多くて、昨年度の平均が1か月当たり大体36人ぐらいの方が入院していたところ、今年度は平均すると49人、月当たり13人多く入院しておりまして、4月から1月末までの10か月間で、合算していきますと130人ぐらいになると、月当たり伸びが昨年度と比べまして500万円ほど多く支出することになりますので、結果としてその不足額をまず増額という形で計上させていただきました。 次に、生活保護の状況についてお答えいたします。やはり議員御指摘のとおり、コロナ禍によりまして生活保護の申請はかなり増えておりまして、1月末日現在で83件の申請がございます。昨年度は同じ1月までの10か月間で60件、一昨年が81件ということを考えますと、やはり申請はかなり増加しているなというふうに感じております。ですが、一方で廃止という生活保護の終了ということを見ますと、こちらの方も昨年よりも数が増えております。1月末日現在で73件の廃止がございます。昨年は59件、一昨年が同じ期間で見たとき74件ですので、廃止も多いなと感じております。これは、私は思いますのに、高齢化ということが原因だと思います。生活保護を受給している方も当然高齢化しておりますので、お亡くなりによる廃止というのがやはりちょっと今後増えてくるかなと見ておりまして、1月末日時点での生活保護受給世帯は528件というふうになっております。 以上です。 ○議長(佐野寿夫議員) 1番 渡辺議員。 ◆1番(渡辺佳正議員) 廃止した件数が73件で申請が83という数字だったと思うのですが、申請の方が多いのですけれども、廃止した数、当初15%増を生活扶助として見込んでいたということですけれども、最終的にこう減額になったということで、結局生活扶助費としては昨年度と比べて何%増えたというふうに考えればいいですか。 ○議長(佐野寿夫議員) 福祉総合相談課長。 ◎福祉総合相談課長(沼倉直也君) 昨年度の生活扶助費の決算額が2億7,600万円ほどとなっております。2億7,600万円。私どもの今年度の見込みが2億9,500万円ということでありますので、額で申し上げますと2,000万円ほど増えておりますので、パーセンテージに直しますと、1%ぐらいは全体で増えているのかなというふうに捉えております。 以上です。 ○議長(佐野寿夫議員) 1番 渡辺議員。 ◆1番(渡辺佳正議員) 1%増えているということですね。申請が83件増えて、廃止も73件ということだけれども、1%増ということで、何かもっと増えても仕方ないというか、状況かななんて思うのですけれども、その申請した件数83件というのは、これは全て申請したものについては受理されたということで考えていいのですか。 ○議長(佐野寿夫議員) 福祉総合相談課長。 ◎福祉総合相談課長(沼倉直也君) 申請があったものにつきましては、まず窓口では、いわゆるその申請阻害ということはあってはいけないことですので、まずは全て受付をいたします。その結果、様々な調査の結果、ほとんどが受給開始ということになりますが、5件の方は取下げをしております。これは、本人が申請して様々な調査をした結果、本人が意識していなかった資産がある、あるいは申請したけれども、もう一遍ちょっと考えてみたところ、やっぱり家族と同居することになったのでというような取下げはやはり毎年数件発生しておりますので、現時点では取下げが5件あります。 それから、これ却下という形になるのですけれども、これが3件ございます。この却下は、取下げと違いまして、本人が申請行為を行った後、私たちが住宅調査と申しますが、実際にお宅にお邪魔をしてどうかといったところ、実は既にもう引っ越しを終えていた。これは失踪ではなく、家賃も払って大家さんと話をしてもう引っ越されてしまっていた。これは、本人から取下げの意思というものをいただいたわけではありませんので、手続き上却下という形を取らざるを得ないわけでありますが、合計すると8件の方は受給には至らなかったということになります。 以上です。 ○議長(佐野寿夫議員) 10番 野本貴之議員。 ◆10番(野本貴之議員) 1番議員に関連してなのですけれども、入院が多かったということになるのですが、これは季節的なものだったか、それとも平均的に多かったということですか。昨年の入院が例年に比べて多かったということで、何かその辺の要因ってあるのでしょうか。 ○議長(佐野寿夫議員) 福祉総合相談課長。 ◎福祉総合相談課長(沼倉直也君) 昨年度と比較しての入院の状況についてお答えいたします。 そうですね。季節的なことというのはちょっと認められない、全体的に多かったなというのが私の感触でございます。内容といたしましては、やはり精神疾患の方、精神分裂とか統合失調症といった方が、これはもう長期に入院されておりまして、数で言いますと22人の方、この方は固定といいますか、あまり変動のない方々でございますが、病名を見ましたところ、大動脈瘤ですとかあとは脳腫瘍、それから様々な部位のがんがちょっと多かったかなと思っております。これらは、ちょっと難しい手術もございますし、入院が長期に及ぶこともございますので、こういった結果、入院が増えていたのかなというふうに感じております。 以上です。 ○議長(佐野寿夫議員) 他にありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。 次に、4款衛生費、1項保健衛生費について質疑を許します。50、51ページです。御質疑ありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。 次に、2項清掃費について質疑を許します。52、53ページです。御質疑ありませんか。                                      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。 次に、4項病院費について質疑を許します。52、53ページです。御質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。 次に、5款労働費、1項労働諸費について質疑を許します。52から55ページです。御質疑ありませんか。6番 望月則男議員。 ◆6番(望月則男議員) UIJターン者就業支援事業についてお伺いします。 この60万円の減額、内訳は分かるのですけれども、事業自体が縮小されたのか、やらなかったのかというところをちょっとお聞かせください。 ○議長(佐野寿夫議員) 商工振興課長。 ◎商工振興課長(赤池厚司君) 予定しておりました講習会がコロナ禍のために集会等ができなかったということでの減額になります。事業なものですから、予定回数が2回のところ1回になったとかそういうことになります。もしくは予定したものが中止ということでできなかったことでございます。 以上です。 ○議長(佐野寿夫議員) 6番 望月則男議員。
    ◆6番(望月則男議員) この事業はすごく大切だと思っております。というのは、集まれないからできなかったということではなくて、先ほどの移住・定住の事業もそうなのですけれども、これを機に地方に戻ってきたいとか、やはり大学生なんかも都市部での就職を考えていたけれども、やっぱりこの状況だから富士宮市に戻ってこようとかと思うきっかけになる事業だと思うのです。ですので、事業自体を削ってしまうのではなくて、例えばこのガイドブックだけは見られる状況というのはできているのでしょうか。 ○議長(佐野寿夫議員) 商工振興課長。 ◎商工振興課長(赤池厚司君) 企業紹介ガイドブックにつきましては、予定どおり作成する予定でございます。我々も1社でも多く掲載したかったものですから、個別に意思表明していただかなかった企業に対しましても働きかけをしまして、今のところ100社より少しは多く掲載をしていただくことが可能になっております。ですので、ガイドブック等は継続して事業は行いますので、よろしくお願いいたします。 以上です。 ○議長(佐野寿夫議員) 6番 望月議員。 ◆6番(望月則男議員) では、これ単純に金額がこの事業をやるに当たって必要なかったという解釈でよろしいですね。ですので、できるだけこの機会をチャンスと捉えて、地方がかなりいろいろな戦略を仕掛けている中ですので、できる限り多くの若者を連れてこられるようなものというのは、積極的に、もしここで削られてもほかで使えるとか、何かこう違う形でもアプローチできるような形というのは、常に考えていただきたいなと思います。 以上です。 ○議長(佐野寿夫議員) 他にありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。 次に、6款農林水産業費、1項農業費について質疑を許します。54から59ページまでです。御質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。 次に、2項林業費について質疑を許します。58、59ページです。御質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。 次に、7款商工費、1項商工費について質疑を許します。58から63ページまでです。御質疑ありませんか。3番 近藤千鶴議員。 ◆3番(近藤千鶴議員) 63ページの上の小規模事業者事業継続応援給付金1億5,300万円が返っているわけなのですけれども、たしかこれは2億円の予算がついて、500名ぐらいしか申請がなかったということなのですけれども、その辺のちょっと詳細を説明していただきたいと思います。 ○議長(佐野寿夫議員) 商工振興課参事。 ◎商工振興課参事兼観光課長(風岡達也君) 小規模事業者継続応援給付金なのですけれども、実績としまして、こちら国の持続化給付金をもらえない方を御対象として、市内の小規模事業者10%から50%未満の落ち込みの事業者について支援をしたものですけれども、こちらのほう563件、金額のほうにつきましては5,627万3,000円という結果でした。 以上です。 ○議長(佐野寿夫議員) 3番 近藤議員。 ◆3番(近藤千鶴議員) 要するに、最初は2万件というそういう想定をした中で、五百何件ということです。2万件ではない、2,000件ですか。それが563件ということで、かなり見込みがこうやってずれてしまったわけなのですけれども、その要因として持続化給付金があったからということでしょうか。そうですよね。今度、この事業者に新しくまた20万円の支援金があると思うのですけれども、このようなものと、こちらは30%ですけれども、この小規模の方は10%でしたが、やはりちょっと大丈夫かなというところを危惧するのですけれども、その辺のところはどういうふうに考えているのでしょうか。 ○議長(佐野寿夫議員) 商工振興課参事。 ◎商工振興課参事兼観光課長(風岡達也君) 小規模事業者継続応援給付金のほうにつきましては、あくまでも持続化給付金を受けられない方という形で、10%から50%という形で制度設計をさせていただいたという次第です。 以上です。 ○議長(佐野寿夫議員) 3番 近藤議員。 ◆3番(近藤千鶴議員) ですので、そこにやっぱりずれがあったわけですけれども、今度20万円の支援金に対して、やはり市としていろいろな広報とか、またいろんな皆さんに周知していただけるように、使いやすいようにしていっていただけると、これは要望ですけれども、お願いいたします。 ○議長(佐野寿夫議員) 5番 細沢覚議員。 ◆5番(細沢覚議員) 少しお伺いします。また、プレミアム商品券を出していただけるのですけれども、これ6万セットつくっていただけると思うのですけれども、前回やはり同じようにしたときにも、一般質問でもちょっとさせていただいたのですけれども、全盲の人とか身体障がい者という形ですか。そういう人たちのところになかなか行き渡らなかったという形で、どういう形で、これからのことだと思うのですけれども、配布の仕方とか、これをうまく利用する、市民は待っていると思いますので、これの配布の仕方というのはもう決めてあるのかどうか、ちょっとお伺いしたいと思います。 ○議長(佐野寿夫議員) 商工振興課長。 ◎商工振興課長(赤池厚司君) まず、全盲の方についてなのですけれども、そもそも1世帯1セット、それから代理という形で人を介して購入していただくという方法が一つあります。 それから、全盲の方につきましては、富士宮市の障害支援という角度から、全盲の方々を把握してございますので、そういったもので通知をさせていただくことで周知を図って、購買の意欲のある方には伝えさせていただく中で、把握しながら、何らかの形でチャンスを、機会を設けたいと思っております。 以上です。 ○議長(佐野寿夫議員) 5番 細沢議員。 ◆5番(細沢覚議員) 前回のときには、全盲の人たちは何も知らず、来なかったという形で、ぜひそういう形を反省しながら、配布ができるようにお願いしたいと思います。 また、この形で富士宮市の飲食店組合も非常に待っているのではないかと思いますので、できる範囲内に、どこで出すかはまだあれですけれども、早急にこういうものを、いいものは早めに出していただける努力をしていただきたいと思います。要望でお願いいたします。 ○議長(佐野寿夫議員) 4番 辻村岳瑠議員。 ◆4番(辻村岳瑠議員) 認知度も期待度も高まっているプレミアム商品券です。3億円全てが消費喚起できるわけではなくて、行政コストの面が係ると思うのですけれども、同じプレミアム率ですから、その辺の検討がされているかだけ教えていただけますでしょうか。 ○議長(佐野寿夫議員) 商工振興課長。 ◎商工振興課長(赤池厚司君) 3億円の、基本的にはプレミアムにつきましては2億5,000万円を計上しております。残りの5,000万円を我々が実行委員会形式で、関係者とこれを運営する事務費に充てるように考えております。ですので、プレミアムについては2億5,000万円ということは確保してございます。 以上です。 ○議長(佐野寿夫議員) 4番 辻村議員。 ◆4番(辻村岳瑠議員) その5,000万円が今回同じですので、印刷ですとかそういったところで若干行政コストを下げることができると思うのですけれども、そういったことができるかどうかというところです。 ○議長(佐野寿夫議員) 商工振興課長。 ◎商工振興課長(赤池厚司君) 5,000万円の内訳につきましては、これまでに平成27年度、それから令和元年度、令和2年度、今年度という形で経験則が増してきてございますので、逆にその関係各位の協力体制につきましても、具体的にできる部分も見えてきましたので、割かなければいけないようなコストも新たに出てきましたので、そこは慎重に削る部分はきちんと削って、かけなければいけないところにつきましては割いて、間違えのないように事務を執り行いたいというふうに考えております。 以上です。 ○議長(佐野寿夫議員) 関連。12番 深澤竜介議員。 ◆12番(深澤竜介議員) プレミアムつき商品券、私も一般質問でさせていただきまして、そのときは1次販売、2次販売の件で、特に2次販売が見込みと大分違ってしまって、1人で最大5セット、ほかの人の分も購入できる代理購入が3人分できるから、マックスで20セット買えるというような仕組みであって、2次販売は発売日の午前中で売り切れてしまった。しかも、その6割近くがマックスの5セットを購入したということで、非常に購入できなかった人の不満もあったりしたのですけれども、そこら辺の対応を今回はどう考えているのかという点が1点と、あのときの一般質問でも結局私電子化ということを言ったのですが、それはまだ時期尚早だということで却下されましたけれども、1回そういう仕組みをつくっておけば、電子化の場合、また次にそれも生かせるわけなのです。今回もまた同じように5,000万円、そういうことで事務費でいくわけです。1回電子化してつくっておけば、これはもう次はそのシステムなり運用で使えるわけで、そうなると今回2回で事務費で要は1億円これいってしまうわけです。こういう取組というのは、今回これを機にいろいろ大いに検討してもいいのではないかなと思うのですけれども、この2点、運営体制、ですからそういった意味では、2点目のほうは、また前と同じような運営体制でやっていくのか、紙ベースでやるのかどうなのかという点です。それを2点お願いします。 ○議長(佐野寿夫議員) 商工振興課長。 ◎商工振興課長(赤池厚司君) 今回は、前回の反省点も踏まえたり、実行委員会の中でも改めて協議をする中では、1次販売につきましては1世帯1セット、そして代理が1セットというようなことで2セットでスタートを始めまして、販売をしていきたいと思っております。そして、2次販売につきましては、1次販売の売上を見ながら検討していきたいと思っておりますけれども、前回のような形ではなくて、そのままという形ではなく、1世帯2セット、代理が例えば3セットとかいうような形で、そういう案を売れ残りを見ながら判断していきたいと思っております。 以上となります。 ○議長(佐野寿夫議員) 総務部長。 ◎総務部長(深澤秀人君) 12番議員おっしゃる電子化について、私のほうから、行政改革の観点から検討させていただいておりまして、行革の観点からすれば、今議員おっしゃっているとおりだと思いますけれども、単純に5,000万円を事務費で使っているから効果がないということではなくて、現時点では市民の利便性を考えたり、他市町村での失敗事例も含めて、まだ富士宮市としては時期尚早だという判断をさせていただいてございますので、将来的な課題として、電子化というのものは課題として常に持っております。 以上です。 ○議長(佐野寿夫議員) 12番 深澤議員。 ◆12番(深澤竜介議員) 1次販売というと、前回は1次販売1世帯1セットだったのが今回代理でもう一セットできるという形、それが大きく変わって、その話を見ると、どっちかというと1次販売でこれいってしまうかなと、前回買い損ねてしまったという人で、そんな話知らなかったという人が結構いるものですから、それでは買えない人は誰かに頼んで購入してもらってというようなパターンで、その点は補いたいというような、どっちかというと、今の運営サイドのもくろみとしてはそういうところなのでしょうか。 ○議長(佐野寿夫議員) 商工振興課長。 ◎商工振興課長(赤池厚司君) まずは、1世帯1セットでということは我々の提案としては考えているのですが、今後慎重に結論を出していきたいというふうに考えておりますので、現状では案ということでよろしくお願いいたします。 ○議長(佐野寿夫議員) プレミアム商品券に関しての関連、みんなですか。1番 渡辺佳正議員。 ◆1番(渡辺佳正議員) 前回の反省も踏まえてやり方をいろいろ検討していると思うのですが、やはり1次販売の周知というのは、広報、全戸配布のチラシで十分市としてはやっていただいたとは思うのですけれども、それでもまだまだ知らない人がいたり、あるいは期間の中でできなかったという人が多かったと思うのです。だから、その辺の周知をチラシ等、もういろんな方法で知らせるということと、それから期間を延ばすとかというような対応も考えているのかどうか。 それから、先ほどの障がい者の方にも届くようにという配慮もやっていくということですが、低所得の、所得もなかなか、1万円払って1万5,000円分買うというのも大変だという年金生活者とか生活保護の世帯っているのです。やっぱりそういう人のことも配慮した、例えば1万円払えない人は5,000円のクーポン券を配布するとか、そういった方法を取らないと、我々は排除されてしまっているのかという意見もあるのです。そういうところもやっぱり考えてもらいたいなと、これはこういう実際市民の意見が寄せられているものですから、そういうことはどうでしょうか。 ○議長(佐野寿夫議員) 商工振興課長。 ◎商工振興課長(赤池厚司君) 現段階では予算を確保してからということで、補正が通していただく中で検討しているわけですけれども、期間につきましては、前回は8月から発売を始めまして、ここまで長引くとは予想がつかなかったものですから、お祭り商戦と年末商戦の前にこれを使っていただきたいということで8月、9月、10月と3か月間の販売期間とさせていただきました。 今回につきましては、新型コロナウイルス感染症の状況も見ながら発売期間を定めてまいりますが、使用期間につきましては、案としては半年ぐらいは設けたほうがいいのかなというようなことで考えております。あまり皆さんに短期決戦型で消費をしていただくというよりは、そういったことも含めて販売期間を検討していきたいというふうに考えております。 また、低所得者の方、1万円で買えないような方というのがあるとは思うのですけれども、現時点では、販売方法、関係機関、そういったこの事業を実施する上で関係機関と体制を整えていかなければいきませんので、どのような体制を整えるか分かりませんけれども、ただし販売の基準の単位というか、1セットを1万円以下にするということについては、現時点では現状のままで行くのかなというふうに考えておりますが、以上となります。          〔「周知、チラシとかっていうのは」と呼ぶ者あり〕 ◎商工振興課長(赤池厚司君) 失礼しました。周知方法につきましては、まずはチラシで全戸配布をさせていただきまして、それ以外で市の公共施設、公民館、出張所等にも配布をさせていただき、それからホームページ、こういったものでも発信をさせていただきたいと思っております。 それから、商店街、それから大手のスーパー等に富士宮市がこの期間で行いますよということでポスター、こういったものも貼り出しをさせていただきます。それから、1,000社近くの取扱いの加盟店、こういったところにもポスターを貼り出しをしていただきますので、まちの往来を歩いていただくときにこのポスターが非常に目につくような体制は整えていきたいというふうに考えております。 以上です。 ○議長(佐野寿夫議員) 1番 渡辺議員。 ◆1番(渡辺佳正議員) 反省を踏まえてということなものですから、どんな反省が、今いろいろ発言の中にも出ていますけれども、どんなことがあるのかなというのは、今は出た発言以外に、もう昨年の反省というのはどんなものがあるか。例えば1つ、飲食店でしか使えないというようなものもありましたが、ああいったものは共通券というような形で飲食でもどちらでも使える。あのときは、飲食業でほかのはなかなかなかった中で、飲食業を応援するという意味もあったのですけれども、今回は1年経過してきて、飲食は飲食だけというようなものを制度として進んでいると思いますので、この辺の共通券的な考え方でやるというのも一つ反省の中に入れてほしいなというふうに思っているのですが、まずは反省というのはどんなことが今挙げられているのかなというのをお願いします。 ○議長(佐野寿夫議員) 商工振興課長。 ◎商工振興課長(赤池厚司君) 反省ということではあるのですけれども、反省、反省と言うだけでなくて、ある程度我々が行ったことの中では、短期の中で非常に冷え込んだその経済状況につきまして、今換金が進んできておりますが、7億5,000万円近くの換金がされてきております。そう申しますと、市内の中小企業の皆さん、飲食を含んで経済対策、経済支援、こういったものをある程度できたのではないかな、貢献できたのではないかなというふうに考えております。 当然ながら反省する点が、反省というか見直しというところにつきましては、販売方法、これも我々が考えるところの平等ということでは、第1次販売の中で全世帯に消費意欲があれば5万セットを準備させていただきましたので、5万に近い消費があったのかなと思っているのですけれども、そういった中で1次販売が43%ということでしたので、残りの販売方法につきましては、前回あのような販売方法を取りましたけれども、今回はそこを慎重に、1次販売の案を実施した場合の1次販売の売れ残りを確認しながら、慎重にやっていきたい、見ていきたいということになります。 それから、券の種別になりますけれども、前回は5,000円、5,000円、5,000円という形で共通券と中小事業者専用券と飲食券を3種別させていただきましたけれども、共通で使える券と飲食のみ使える券という形では大別させていただく中では、その部分につきましては飲食の皆さんからも非常に助かったという声もいただいておりますし、商店街の中ではそういった支援もいただいてありがたかったというようなことも聞いていますので、一応種別につきましても慎重に協議していきたいと思いますが、基本的には同じでやっていきたいというふうに考えております。 ○議長(佐野寿夫議員) 1番 渡辺議員。 ◆1番(渡辺佳正議員) その点を踏まえてやると最初におっしゃったものですから、だからどういう反省があるかというふうにお聞きしたものですから、確かに大きな経済効果あって助かったという声もたくさんあると同時に、やはり最初に言ったような買えない人も確かにいた。買い占められてしまったというふうに感じている人も多数いますので、しっかりと考えていただきたい。 そして、最後に、もう一つ別の項目で、富士宮市観光業連絡協議会、ちょっと前のページですけれども、観光業連絡協議会観光旅行事業補助金、ちょっとこの内容についてお聞きしたいのですけれども、実施時期、どのように考えているのか、補助の対象はどうなのか、旅行の行き先の範囲、そういったものについて事業全体の概要をお知らせください。 ○議長(佐野寿夫議員) 観光課長。 ◎商工振興課参事兼観光課長(風岡達也君) まず、内容についてですけれども、9月補正で御承認いただきました市内旅行業者のほうが実施する事業ですけれども、基本的にはそちらのほうと変わりませんけれども、個人プラン旅行として2万円以上の旅行に対して市のほうから5,000円、当時はGo ToあったものですからGo To割引と合わせたりした形で割引が行われております。 それから、団体プラン旅行割引としまして、バス利用団体に対して5万円の補助、それから企画プラン旅行割引として、各加盟事業者が8社あるのですけれども、こちらのほうがツアー造成をした場合に対して市から5,000円、それから旅行会社には5万円の支給を行うという内容でした。 今回については400万円増額しておりますけれども、旅行会社というか、こちらの観光業連絡協議会のほうでは、増額分については、比較的好評であったツアー、3つ目に説明させていただいた企画プラン旅行、ツアーのほうに充てたいというお話をいただいております。 実施時期につきましては、今Go To トラベルが休止という形、それから県が実施するしずおか!!元気旅!!!、こちらのほうも1回終わっておりますけれども、このどちらかが再開した時点で再開できればというふうな考えでいらっしゃると、この事業の実施団体のほうでは考えております。 行き先の範囲ですけれども、先ほど増額分は企画旅行をメインにという形だったものですから、前回の企画についても市内を中心として一部県内というものもありましたけれども、市内を中心として実施予定と聞いております。 以上です。 ○議長(佐野寿夫議員) 10番 野本貴之議員。 ◆10番(野本貴之議員) プレミアム商品券のところですけれども、自分たちの持ち出しは5億円、プレミアム商品券が2億5,000万円で7億5,000万円ということなのですが、参考までに、先ほど答弁の中で、今現状、前回のプレミアム商品券から集めて7億5,000万円近くが集まっているというふうに聞いたのですけれども、現状今、前回のプレミアム商品券の執行率、利用率というのか執行率というのか分からぬですが、その辺の状況をちょっとお願いします。 ○議長(佐野寿夫議員) 商工振興課長。 ◎商工振興課長(赤池厚司君) 換金の実績なのですけれども、現在99.68%でございます。7億4,761万8,000円が換金が済んでおります。 以上です。 ○議長(佐野寿夫議員) 10番 野本議員。 ◆10番(野本貴之議員) ありがとうございます。前回利用された方、買った方はほぼ使われているということですね。その中で業種別、事業者のほうからの請求するときに、どの業種が一番、どのということではないですけれども、どれが多かったのか。例えば飲食業が多いというのは分かるのですけれども、理美容の方が多かったとか学習塾が非常に多かったとか、何かその辺の業種の状況をお伝えいただければと思います。 ○議長(佐野寿夫議員) 商工振興課長。 ◎商工振興課長(赤池厚司君) 全体といたしましては、大型店舗が全体の20.6%、中小事業者という部分では38.8%、それから飲食業では40.6%というような形で、現時点での集計ではそうなっております。 以上です。 ○議長(佐野寿夫議員) 10番 野本議員。 ◆10番(野本貴之議員) 分かりました。もう少し細かい業種までは出ないということですね。中小企業とか飲食とかという券による大枠は分かるのですけれども、こういう業界が多かったとか、そういうところまで、例えば飲食業以外にもサービス業とかいろいろあったと思うのですが、そこまでの分析はまだ出てこないということですか。それともこれから分析されて、それを次の今回の補正の事業に生かしていくとかPRしていくとかお考えなのかなと、ちょっとその辺についてもう一度お願いします。 ○議長(佐野寿夫議員) 商工振興課長。 ◎商工振興課長(赤池厚司君) そのデータにつきましては、換金をしていただいている金融機関のほうから情報提供していただいておりますが、現時点で金融機関のほうから一番新しいもので11月27日の分なものですから、また改めまして12月、1月、2月末日までの期間がございますので、それを合わせてもう少し詳細に把握できたらいいのかなと思っておりますが、ただしクーポン券の種別につきましては、3種類で行いたいというふうに、比率も同じように5対5対5ということで考えております。 以上です。 ○議長(佐野寿夫議員) 11番 中村憲一議員。 ◆11番(中村憲一議員) 先ほどの渡辺議員の質疑に関連をしますけれども、先ほどやっぱりこの5,000円のプレミアム商品券を得るのに、先立つ1万円がないという話があって、やっぱり今実際購入されている方、使っておる方見ると、もともと1万5,000円消費する力がある人が1万円で1万5,000円を手に入れて消費しているというそういう、もちろんこれ景気浮遊策でやっておることなものですから、それでもいいという側面もあるのでしょうけれども、やはりこれだといつまでも持てる者だけが豊かになって、持たざる者が豊かになれないと、こういった側面ってあると思うのです。 先ほど今までどおりの執行をするというふうにおっしゃいましたけれども、やはり2回目ですから、そういった配慮も必要なのではないかなというふうに思いますけれども、改めてお伺いします。 ○議長(佐野寿夫議員) 商工振興課長。 ◎商工振興課長(赤池厚司君) 当然ながら低所得者の方への配慮はしなければいけないとは思っておりますが、その一方で、1万円という形で購入も可能ですので、その資金の中で落ち込んだ消費喚起策を行っていきたいと、これが主なテーマということになりますので、そんなことで理解いただきたいと思っております。 以上です。 ○議長(佐野寿夫議員) 11番 中村議員。 ◆11番(中村憲一議員) 取りあえず今日は分かりましたけれども、やっぱり今後またこういった策が出てくるときには、ぜひ反省として検討して捉えていただきまして、次に生かしていただけるようにお願いいたします。 ○議長(佐野寿夫議員) 14番 佐野和彦議員。 ◆14番(佐野和彦議員) プレミアム商品券のことについて、63ページ、取扱いの店舗、募集をかけてそこでお金を使うというその取り扱う店舗をもっと広げるべきだって私は思うのですけれども、その広げる策はどのようなことを考えているか。 そして、以前に2次販売のことで、前回のプレミアム商品券のときに聞いたら、金融機関があまりだらだら長いと大変だという話の中で、短期集中にしたという話だったのですが、やはり気を使うべきは消費する側に気を使うべきだって私は思うのですけれども、それを踏まえて期間の設定をしっかりとしていただきたいな、こっちのほうは要望なのですけれども、取り扱う店舗についてお願いします。 ○議長(佐野寿夫議員) 商工振興課長。 ◎商工振興課長(赤池厚司君) 加入の取扱い店につきましては、令和元年度から今回令和2年度と加入店につきましては非常に増えてきております。商工会議所、商工会、こちらを通じて、または金融機関も通じ、または商店街の商店主の方々も通じて口コミでもしくはその機関を通じて広げてもらっておりますので、今は900店舗を超えて、そういう状況になっておりますので、またさらに加盟店を増やす働きかけはしていきたいと思っております。 以上です。 ○議長(佐野寿夫議員) 他にありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。 次に、8款土木費、1項土木管理費について質疑を許します。62、63ページまでです。御質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。 次に、2項道路橋梁費について質疑を許します。64、65ページまでです。御質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。 次に、3項河川費について質疑を許します。64、65ページです。御質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。 次に、4項都市計画費について質疑を許します。64から67ページまでです。御質疑ありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。 次に、6項住宅費について質疑を許します。66から69ページまでです。御質疑ありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。 次に、7項用地費について質疑を許します。68、69ページです。御質疑ありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。 次に、9款消防費、1項消防費について質疑を許します。68から71ページまでです。御質疑ありませんか。18番 諏訪部孝敏議員。 ◆18番(諏訪部孝敏議員) 71ページの消防団詰所整備事業、これが減額になっている理由、そしてこの中に入っています土地購入費1,600万円の減額になっていますけれども、この減額になった理由を教えてもらいたい。 ○議長(佐野寿夫議員) 警防救急課長。 ◎警防救急課長(近藤俊光君) それでは、議員の消防団詰所整備事業についてお答えいたします。 これの減額になった理由ですけれども、第11分団の詰所を詰所整備計画にのっとりまして行う予定で、それで土地を購入するところから始めたのですけれども、その土地の購入について地権者の方とお話をしたのですけれども、合意に至らなかったということでございます。 以上です。 ○議長(佐野寿夫議員) 18番 諏訪部議員。 ◆18番(諏訪部孝敏議員) 今後のことをちょっと、これらに絡めて、せっかく第11分団が復活してやる気になっていたところで、この詰所の場所がないというようなところなのですけれども、これ例えば優先順位も変わってきてしまうのですか、その詰所を建てる優先順位とかというのは。 ○議長(佐野寿夫議員) 警防救急課長。 ◎警防救急課長(近藤俊光君) 私どもの詰所の整備事業で一番苦労しているところがやはり用地を取得するというところが一番苦労しておりまして、それはこの第11分団の詰所に限ったことではないのですけれども、やはりそれが一番のネックになっておりまして、何年も前から土地を探しているというような状況が続いております。それで、今回のこの事業がこれで取りあえず終了ということではなくて、継続的に年度が新しくなりましたら、また用地の取得をするという業務を実施していくということでございます。 以上でございます。 ○議長(佐野寿夫議員) 18番 諏訪部議員。 ◆18番(諏訪部孝敏議員) 分かりました。地元というか、駅南の議員とすれば深澤議員もいますけれども、地元の人で土地を提供してもいいよというような人がいたら、またこの話が再開するというか、ぜひ考えをお願いしたいなと思いますけれども、その辺はいかがですか、もし提供する人がいたらというようなことが。 ○議長(佐野寿夫議員) 警防救急課長。 ◎警防救急課長(近藤俊光君) そういうお話があれば大変うれしいお話でございまして、また何とか議員のお力もお借りして、そういう情報のほうをお願いしたいと思います。 ○議長(佐野寿夫議員) 市長。 ◎市長(須藤秀忠君) 土地を提供したいという人があったところで、その場所が消防の分団の詰所として消防車が発進することについて適地でなければ困るのです。今まで適地でないところをいろいろ紹介されたものですからまとまらなかったということだって、今度はせっかく適地だったのに途中でもって挫折してしまったと、ですからあくまで適地を探していきたいと、適地ならばオーケーでございます。よろしくお願いします。 ○議長(佐野寿夫議員) 他にありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。 次に、10款教育費、1項教育総務費について質疑を許します。70、71ページです。御質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。 次に、2項小学校費について質疑を許します。72、73ページです。御質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。 次に、3項中学校費について質疑を許します。72から75ページまでです。御質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。 次に、5項幼稚園費について質疑を許します。74、75ページです。御質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。 次に、6項社会教育費について質疑を許します。74から77ページまでです。御質疑ありませんか。3番 近藤千鶴議員。 ◆3番(近藤千鶴議員) 77ページの史跡等設備工事費が6,200万円ですか。そして、文化財保存が1億円の返却になっていて、そもそも6,000万円とか1億円とかという大きい数字が出てしまうと、予算そのものが成り立つのかなというところを大変心配するわけなのですけれども、この補助金の獲得について研究とか検討とかなされたのかな、その辺の経緯をちょっと教えてください。 ○議長(佐野寿夫議員) 文化課長。 ◎教育部参事兼文化課長(深澤哲治君) 文化財保護の関係の補助金につきましては、史跡整備も含めまして、各全国から要望が上がったものを国の方で調整した上で交付決定をされるという仕組みになっております。この中で全体、日本全国の中でどれだけが出てくるのかというのが出してみないと分からないというところもございますので、こんな国の方でまとめて出すという仕組みになっておりますので、実際に上げた金額がどのくらい減ってくるのかというのは、年度始まってみないと分からないというような状況もございますので、そんな仕組みの中でできるだけのことをやれるように計画を随時柔軟に操作しながら進めているところでございます。今回につきましては、国の方で大分減額が大きかったものですからこのような状況になっております。 以上です。 ○議長(佐野寿夫議員) 3番 近藤議員。 ◆3番(近藤千鶴議員) この内示率というのですか、交付内示率というのですか、あれは。〔何事か呼ぶ者あり〕 ◆3番(近藤千鶴議員) 10%ということになるのですか。 ○議長(佐野寿夫議員) 文化課長。 ◎教育部参事兼文化課長(深澤哲治君) 令和2年度につきましてはやはり減額が大きかったです。それ以前につきましては、大体60%前後ぐらいの交付率はあったのですが、今回はちょっと金額的に大きく減少されております。 以上です。 ○議長(佐野寿夫議員) 3番 近藤議員。 ◆3番(近藤千鶴議員) やはりこういうものだと、直接生活に直結していないわけです。主食の御飯ではなくて、芸術ですからコーヒーとかの部類になるから、どうしてもその内示率というのも低くなってしまうのかなとは思うのですけれども、これはこれから要望にしたいのですけれども、いろいろの補助金が今回1億円とか何千万円とか、コロナ禍の中ですから返却とかできなかったということは仕方がないのですけれども、全庁を挙げてこの補助金を取っていくというのはすごく大事だと思うものですから、この補助金とか申請とか獲得とかというところをみんなで話し合う場所というか、研究会みたいなものを、当然あると思いますけれども、これからも立ち上げていっていただけるとありがたいと思います。 ○議長(佐野寿夫議員) 総務部長。 ◎総務部長(深澤秀人君) 行政改革で補助金部会も設けておりまして、補助金につきましては今回のこの補正もそのような努力をした上で減額されているので、獲得する意欲がなければここに減額が出てこないはずでございますので、その辺はきちっと今後もやらせていただきたいと思っております。 以上です。 ○議長(佐野寿夫議員) 企画部長。 ◎企画部長(篠原晃信君) 事業をつくるに当たりまして、例年実施計画を決めるわけです。そのときに特別財源はどうするかということで、やはり国の財源等をどうしたら効率よく財源組立てできるかを研究しておりますので、その中で今議員から御提案があったようなことも含めて、より一層緊張感を持ってみんなやっていきます。 ただ、やはり文化財の財源でしょうか、熊本県で大きなお城が大きな被害を受けているということも受けて、やっぱり財源の振り分けが特に文化財系は少し厳しくなっているなという印象があります。自然災害で今文化財の破壊が大きくなっていますので、ですので特に文化財系の内示率は私ども企画部門としても厳しいけれども、ただ市として必要な事業は国にはしっかり上げていこうということで、国は今一旦そこは受け止めてくれておりますので、また今後緊張感を持って事業組立てしていきたいと思います。ありがとうございました。 ○議長(佐野寿夫議員) 他にありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。 次に、7項保健体育費について質疑を許します。78、79ページです。御質疑ありません。5番 細沢覚議員。 ◆5番(細沢覚議員) 少しお願いします。79ページの社会体育指導者養成事業なのですけれども、新聞紙上でも小中学校の教科外活動が社会体育のほうに、地域スポーツのほうに持っていく体制に考えられていると思います。この指導者が今度地域スポーツの中でいないと、しっかりとした子どもたちのスポーツの育成ができないのではないのかと、ここに減額されていくというのは、これから富士宮市のスポーツ関係を強くしていくためには、この形がやっぱり大事、養成が大事ではないかなと思っております。この辺のところ、なぜ減額になったのか、ちょっと教えていただきたいと思います。 ○議長(佐野寿夫議員) スポーツ振興課長。 ◎スポーツ振興課長(芦澤通恭君) 前段の御提案の前に、今回この減額補正の理由を説明させていただきます。今回、この社会体育指導者養成事業の減額は、地域にお願いしておりますスポーツ推進委員の皆様の報酬の関係でございます。これにつきましては、新型コロナウイルス感染症の影響によって通常ですと年8回皆さんをお呼びして委員会を開いて、実技講習会ですとか様々な検討事項を協議する場があるのですが、今回新型コロナウイルス感染症の影響によって委員会が6回しかできなかったと、全体で45人の委員がいらっしゃいますので、その日当報酬を掛けて、大体この65万9,000円、それに伴いまして、費用弁償としましていろんな東海4県大会ですとか県の大会、理事会、富士地区の理事会、研究会とかそちらも軒並み中止になりましたので、今回減額させていただきました。 先ほど細沢議員の御提案のある、恐らく今後の中学校の部活だとかそういった外部指導者のことかなというふうには思いますけれども、まず間違いなくこういうような我々が地域にお願いしているスポーツ推進委員の方々の役割というのは、ますます重要になってくるのではないかなと我々も感じております。新しい軽スポーツだけでなく、また実務的な中学生、小学生にも指導できるようなそういうような地域の指導者を育てて、まだこれは実際今後教育委員会の中でそういうような議論はされていくのではないかと思いますけれども、我々はそれに備えて、地域の優秀なスポーツの指導者の方々の養成に力を尽くしてまいりたいと思います。 以上です。 ○議長(佐野寿夫議員) 5番 細沢議員。 ◆5番(細沢覚議員) すみません、私の勘違いがあったようで、自分がスポーツ推進委員の役員で誠に申し訳ございません。 ただ、やっぱり先ほど言いましたように、もう2年後は地域スポーツになっていく。富士宮市でも何かやっぱり格のある指導者をつくっていかなければいけないのではないのかなと思います。そのためにいろいろな施設も造っていただいたりこれからしていくわけですけれども、これから国体の選手をつくったり、チームをつくったりするときも、今は国体の監督も免許がないと入れないという形になっておりますので、ぜひここ指導者がしっかりといないと、また親も保護者もまたそこに対して突っついてくるのではないのかと思いますので、ぜひこの辺はお力を借りて、いいスポーツができるようにお願いをしたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(佐野寿夫議員) 他にありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。 以上で歳出に対する質疑を終了します。 以上で議第13号に対する質疑を終了しましたが、この際、質疑漏れがありましたら、これを許します。御質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。 ここで、暫時休憩します。                                     午後2時07分休憩                                                                            午後3時28分開議 ○議長(佐野寿夫議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。 よって、質疑を終結します。 先ほどの休憩中に議第13号令和2年度富士宮市一般会計補正予算(第10号)は、11番 中村憲一議員ほか4名から修正動議が提出されております。 お諮りします。本件は、議事の運営上、修正動議の提出者の説明を受け、質疑を行い、直ちに討論、採決を行いたいと思います。御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御異議なしと認めます。よって、本件は、修正動議の提出者の説明を受け、質疑を行い、直ちに討論、採決を行います。 ただいま議題となっております日程第13 議第13号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御異議なしと認めます。よって、日程第13 議第13号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略することに決定しました。 それでは、議第13号令和2年度富士宮市一般会計補正予算(第10号)に対する修正動議の提出者から提案理由の説明を求めます。11番 中村憲一議員。〔11番 中村憲一議員 登壇〕 ◆11番(中村憲一議員) 議第13号令和2年度富士宮市一般会計補正予算(第10号)に対する修正動議について提案理由を説明します。 17款財産収入、1項財産運用収入、1目財産貸付収入、1節土地建物貸付収入の市有土地建物貸付料のうち、さくや長屋門ダイニング分69万円の減額補正につき修正を求めるものであります。 コロナ禍で社会全体が傷つき、ひとしく支援、救済が求められている時期に、特定の1業者のみを対象とした優遇策が著しく公平性を欠くものであり、一般的な市民感情として到底受け入れられるものではなく、また先ほど議論にもなりました富士宮市政のこの公平性を守護する立場からも、好まれざる前例とならないように看過することはできないのであります。 確かに市が推進する食と文化を通じた中心市街地の活性化に貢献があるとはいえ、やはり当該事業者だけが貢献者ではありません。食のまちづくりには、他の多くの飲食店も協力、貢献をしているのであります。 しかしながら、緊急事態宣言の対象区域を隣接に抱え、多くの飲食業者が先を見通せない売上げ減少にあえいでいる、こういった現実にさいなまれているところであります。まずは、1業者を対象とした69万円の家賃の減額、こちらを一旦保留し、4月以降の経営状況不透明の中、今は現契約書にのっとり賃料を徴収し、そして商工費に充当し、早急にこの当該事業者も含めた市内の全飲食業者を対象とした3か月分賃料相当額の支援金制度の創設を求め、提案理由の説明といたします。 ○議長(佐野寿夫議員) 提案理由の説明は終わりました。これより質疑に入ります。 それでは、修正動議の提出者の提案理由の説明に対する質疑を許します。御質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。よって、質疑を終了します。 ここで総務部長より発言を求められていますので、これを許します。総務部長。 ◎総務部長(深澤秀人君) ただいま修正動議がございました議第13号令和2年度富士宮市一般会計補正予算(第10号)に対する議員からの修正案につきまして、法規を担当する部長として申し上げます。 本補正予算の修正案は、地方自治法に規定される議員の議案提出権を超えるものでございまして、かつ、執行機関の執行権をも侵害する疑義が大きいものであることをお伝え申し上げます。議長にはお取り計らい誠にありがとうございました。 ○議長(佐野寿夫議員) これより議第13号に対する討論に入ります。 討論の順について、あらかじめ申し上げます。 原案賛成者、原案及び修正案に反対者、原案賛成者、修正案賛成者の順に許してまいります。 初めに、原案賛成者の討論を許します。討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 次に、原案及び修正案に反対者の討論を許します。討論はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 次に、原案賛成者の討論を許します。討論ありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 次に、修正案賛成者の討論を許します。討論はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結します。 これより議第13号令和2年度富士宮市一般会計補正予算(第10号)を採決します。 採決の順番についてあらかじめ申し上げます。初めに修正案について採決し、次に修正部分を除く原案あるいは原案について採決をします。 まず、本案に対する中村憲一議員ほか4名から提出された修正案について、起立により採決します。本修正案に賛成の議員の起立を求めます。〔賛成者起立〕 ○議長(佐野寿夫議員) 起立少数です。よって、修正案は否決されました。 次に、原案について起立により採決をします。議第13号は、原案のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。                                         〔賛成者起立〕 ○議長(佐野寿夫議員) 起立多数です。よって、議第13号令和2年度富士宮市一般会計補正予算(第10号)は、原案のとおり可決されました。 次に、日程第14 議第14号令和2年度富士宮市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)に対する質疑に入ります。 歳入歳出全般について質疑を許します。御質疑ありませんか。3番 近藤千鶴議員。 ◆3番(近藤千鶴議員) 国保の11ページですけれども、県の補助金のところですが、2020年度から保険者努力支援分というものができたわけなのですけれども、このことについて、いろいろこの点数なんかもついていると思うのですけれども、これについて御説明をお願いできますか。 ○議長(佐野寿夫議員) 保険年金課長。 ◎保険年金課長(小川泰史君) 保険者努力支援分についてお答えします。 保険者努力支援は、各市町から県に財政主体が移ったことによりこれが始まったのですけれども、これによっていろんな得点によってこの交付金のほうを分配をするような形になっております。それには具体的には収納率であったり、特定健診の受診者数であったりとか幾つも項目がありますので、ここで何が何点とかと言うことはできないですけれども、そのようなものを合計して集計して県のほうに提出しているところです。それに合わせて、この金額が決まっております。 以上です。 ○議長(佐野寿夫議員) 3番 近藤議員。 ◆3番(近藤千鶴議員) 一般会計からこの特別会計に、この国保に繰り入れるというところで、これペナルティーがつくというふうに聞いていたのですけれども、その辺のところがどうかということと、それと国保の延滞金の区分、市内それから市外、学生なんかがどのくらいの割合でいるのか、分かる範囲で構いません。そして、その延滞を下げる御努力をどのようになさっているのかということと、資格証の件数とか短期保険証のあれもしていると思うのですけれども、その辺のところをできる範囲で構いませんので、お願いできますか。 ○議長(佐野寿夫議員) 保険年金課長。 ◎保険年金課長(小川泰史君) 今努力支援制度のペナルティーというところだったのですけれども、ペナルティーがあるのは、幾つか増えているのですけれども、法定外繰入れを行って、それに対する対応をしていないというところがペナルティーということでマイナス点がつくというのはあります。 今、資格証の数字ちょっと持っていないのですけれども。あと延滞金ですか。延滞金のほうはちょっとこちらのほうでは。それに対するものとしては通知等でやっておりまして、それに対して納める人が遅れているときにやってもらうことはありますけれども、以上です。 ○議長(佐野寿夫議員) 答弁また後であれしてください。3番 近藤議員。 ◆3番(近藤千鶴議員) こういう延滞金とかについて、すごくきつい取立てとかというところがやっぱりこういうものってすごく心配するのですけれども、その辺のところはないですか。 ○議長(佐野寿夫議員) 収納課。 ◆3番(近藤千鶴議員) 収納課の問題ですか。 ○議長(佐野寿夫議員) 税の。 ◆3番(近藤千鶴議員) ごめんなさい。そうでした。すみません。 ○議長(佐野寿夫議員) さっきの答弁できますか。資格証とか。保険年金課長。 ◎保険年金課長(小川泰史君) 資格証のほうは毎年少しずつ新規のものは減っているところでありまして、およそ100件ぐらいでなっておりますけれども、今後もそれに対しては対応していきたいと思っております。 ○議長(佐野寿夫議員) 他にありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。よって、日程第14 議第14号令和2年度富士宮市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)に対する質疑を終了します。 以上で議第14号に対する質疑を終了しましたが、この際、質疑漏れがありましたら、これを許します。御質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。よって、質疑を終結します。 次に、日程第15 議第15号令和2年度富士宮市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)に対する質疑に入ります。 歳入歳出全般について質疑を許します。御質疑ありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。よって、議第15号令和2年度富士宮市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)に対する質疑を終了します。 以上で議第15号に対する質疑を終了しましたが、この際、質疑漏れがありましたら、これを許します。御質疑ありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。よって、質疑を終結します。 次に、日程第16 議第16号令和2年度富士宮市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第3号)に対する質疑に入ります。 歳入歳出全般について質疑を許します。御質疑ありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。よって、議第16号令和2年度富士宮市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第3号)に対する質疑を終了します。 以上で議第16号に対する質疑を終了しましたが、この際、質疑漏れがありましたら、これを許します。御質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。よって、質疑を終結します。 次に、日程第17 議第17号令和2年度富士宮市水道事業会計補正予算(第3号)に対する質疑に入ります。 収入支出全般について質疑を許します。御質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。よって、議第17号令和2年度富士宮市水道事業会計補正予算(第3号)に対する質疑を終了します。 以上で議第17号に対する質疑を終了しましたが、この際、質疑漏れがありましたら、これを許します。御質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。よって、質疑を終結します。 次に、日程第18 議第18号令和2年度富士宮市下水道事業会計補正予算(第4号)に対する質疑に入ります。 収入支出全般について質疑を許します。御質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。よって、議第18号令和2年度富士宮市下水道事業会計補正予算(第4号)に対する質疑を終了します。 以上で議第18号に対する質疑を終了しましたが、この際、質疑漏れがありましたら、これを許します。御質疑ありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。よって、質疑を終結します。 次に、日程第19 議第19号令和2年度富士宮市病院事業会計補正予算(第4号)に対する質疑に入ります。 収入支出全般について質疑を許します。御審議ありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。よって、議第19号令和2年度富士宮市病院事業会計補正予算(第4号)に対する質疑を終了します。 以上で議第19号に対する質疑を終了しましたが、この際、質疑漏れがありましたら、これを許します。御質疑ありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。よって、質疑を終結します。 次に、日程第20 議第31号令和2年度富士宮市一般会計補正予算(第11号)に対する質疑に入ります。 質疑の方法としては、歳入歳出補正予算事項別明細書により、歳入から質疑を許します。 なお、議員各位には、御質疑の際、該当するページ数をお示しくださいますようお願いいたします。 初めに、15款国庫支出金、2項国庫補助金について質疑を許します。12、13ページです。御質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。 次に、19款繰入金、3項基金繰入金について質疑を許します。12、13ページです。御質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。 以上で歳入に対する質疑を終了します。 これより歳出に対する質疑を許します。 初めに、4款衛生費、1項保健衛生費について質疑を許します。14、15ページです。御質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。 次に、7款商工費、1項商工費について質疑を許します。14、15ページです。御質疑ありませんか。12番 深澤竜介議員。 ◆12番(深澤竜介議員) 15ページですか、飲食等事業者事業継続応援給付金1億6,000万円あります。これは県が半分、市が半分ということなのですけれども、2点ありまして、1つは、県のほうから内示のほうで約1億円ちょっとのお金が出ているということがございます。それに対して、ですから予算規模としては総額2億円強の金額なのですが、今回こういうことで1億6,000万円ということです。これ金額を例えば20万円を25万円に上げるだとか、そういう考えでこの予算を全て使い切るという考えはなかったのかという点が1点ございます。 それと、これ今回見ると1事業者に対して20万円ということで、数店舗やっている事業者についても同じかどうか、これやっぱり事業者にとっても大分規模が違うと思うのです。席数であるとか抱えている従業員であるとか違うと思うのですけれども、その辺りの考え方はどうなっているのかという点、2点お願いをいたします。 ○議長(佐野寿夫議員) 商工振興課参事。 ◎商工振興課参事兼観光課長(風岡達也君) 予算措置のほうですけれども、今回対象事業者が飲食業、宿泊業、それから観光業、あとタクシー業、運転代行業を入れておりますけれども、こちらのほうで800事業者と見積もって、20万円という形で支援をさせていただきたいという、担当課のほうとしましては。それで1億6,000万円という算出をさせていただきました。 1事業者20万円、こちら店舗数とかもそれぞれ事業所ごと違うということですけれども、あくまでも1事業者、複数店舗持っている方、従業員が多い方、それぞれあるかとは思いますけれども、今回の応援としましては1事業者20万円ということで考えております。 以上です。 ○議長(佐野寿夫議員) 企画部長。 ◎企画部長(篠原晃信君) 議員の御質問の県の割り振り、上限配分ということですけれども、県もこれはたしか国の交付金が県に下りてきて、その活用策を県自らやるのではなくて、市町にやってくださいというスキームを組んだわけなのです。ですので、今議員からあったように、まだ配分から言うと使えるものがあるのではないかなと、金額を上げるとかという工夫なかったのかということですが、金額についてはやはりその事業に合った適正感というところでしっかり判断しなければいけないなということで、今課長から答弁あったとおりでございます。 残りの額、県の上限配分という額については、例えば富士宮市でプレミアムクーポンをやっているので、その市の持ち出し分がもし国のほうが漏れれば、その裏補助的に使えないかとか、そういう工夫を今研究をして、また県のほうにもこの配分の範囲をどうやって市町村で工夫して使えるのかというのを今研究しているところでございます。 以上です。 ○議長(佐野寿夫議員) 12番 深澤議員。 ◆12番(深澤竜介議員) 全部使い切らないというほうは分かりました。 前段のほうなのですけれども、これゴールデンウイークのときの休業要請とそれに対する協力金ということで、あのときもありましたけれども、あのときやっぱりいろんな人の声で、飲食店といってもカウンターだけでやっていて、本当に自分が店主1人でやっているお店と従業員何人も抱えて何店舗もやっている店と一律同じ額でいいのかという声を非常に聞きまして、市町によってはこれ複数店舗は増額して、例えば1店舗だと20万円、複数店舗だと上限50万円だとかいろんなやり方が考えられているのですけれども、一律だとその事務的な扱いだとか処理は非常に楽なのですけれども、やっぱり業者間において非常にはたから見ても出っ込み引っ込みというか、非常に店によっての格差が大きいなというところで、そこら辺をよく見た中で、やはりちょっと弾力的な運用というのもこれ考えてもいいのではないかなと、再度これはもう我々議決権しかないものですから、執行権ないものですからお願いベースでしかないのですが、もう一度そのことを述べて答弁をいただきたいと思います。 ○議長(佐野寿夫議員) 商工振興課参事。 ◎商工振興課参事兼観光課長(風岡達也君) いろんな人の声ということですけれども、複数店舗についてなのですけれども、休業協力金のときは、休業された方、1店だと30万円、複数店舗だとたしか50万円の休業協力金をお支払いさせていただいたと思います。今回については1事業者一律20万円ということですけれども、その後にもまたプレミアム商品券もありますので、大きな店舗では大きく使ってもらえるという可能性も残しておりますので、プレミアム商品券のほうでまた対応していただければと考えておりまして、まずは今回の応援としまして1事業者20万円ということで、制度設計をさせていただく予定です。よろしくお願いいたします。 ○議長(佐野寿夫議員) 他にありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。 以上で歳出に対する質疑を終了します。 以上で議第31号に対する質疑を終了しましたが、この際、質疑漏れがありましたら、これを許します。御質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。よって、質疑を終結します。 お諮りします。ただいま議題となっております日程第14 議第14号から日程第19 議第19号まで及び日程第20 議第31号の一括7件については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御異議なしと認めます。よって、日程第14 議第14号から日程第19 議第19号まで及び日程第20 議第31号の一括7件については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略することに決定しました。 これより討論に入ります。日程第14 議第14号から日程第19 議第19号まで及び日程第20 議第31号に対する討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 討論なしと認めます。以上で議第14号から議第19号まで及び議第31号に対する討論を終結します。 次に、議第14号令和2年度富士宮市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)を採決します。 議第14号は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御異議なしと認めます。よって、議第14号令和2年度富士宮市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)は、原案のとおり可決されました。 次に、議第15号令和2年度富士宮市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)を採決します。 議第15号は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御異議なしと認めます。よって、議第15号令和2年度富士宮市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)は、原案のとおり可決されました。 次に、議第16号令和2年度富士宮市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第3号)を採決します。 議第16号は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御異議なしと認めます。よって、議第16号令和2年度富士宮市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第3号)は、原案のとおり可決されました。 次に、議第17号令和2年度富士宮市水道事業会計補正予算(第3号)を採決します。 議第17号は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御異議なしと認めます。よって、議第17号令和2年度富士宮市水道事業会計補正予算(第3号)は、原案のとおり可決されました。 次に、議第18号令和2年度富士宮市下水道事業会計補正予算(第4号)を採決します。 議第18号は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御異議なしと認めます。よって、議第18号令和2年度富士宮市下水道事業会計補正予算(第4号)は、原案のとおり可決されました。 次に、議第19号令和2年度富士宮市病院事業会計補正予算(第4号)を採決します。 議第19号は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御異議なしと認めます。よって、議第19号令和2年度富士宮市病院事業会計補正予算(第4号)は、原案のとおり可決されました。 次に、議第31号令和2年度富士宮市一般会計補正予算(第11号)を採決します。 議第31号は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御異議なしと認めます。よって、議第31号令和2年度富士宮市一般会計補正予算(第11号)は、原案のとおり可決されました。 △日程第21 議第20号 令和3年度富士宮市一般会計予算 △日程第22 議第21号 令和3年度富士宮市北山財産区特別会計予算 △日程第23 議第22号 令和3年度富士宮市国民健康保険事業特別会計予算 △日程第24 議第23号 令和3年度富士宮市上井出区財産区特別会計予算 △日程第25 議第24号 令和3年度富士宮市猪之頭区財産区特別会計予算 △日程第26 議第25号 令和3年度富士宮市根原区財産区特別会計予算
    △日程第27 議第26号 令和3年度富士宮市介護保険事業特別会計予算 △日程第28 議第27号 令和3年度富士宮市後期高齢者医療事業特別会計予算 △日程第29 議第28号 令和3年度富士宮市水道事業会計予算 △日程第30 議第29号 令和3年度富士宮市下水道事業会計予算 △日程第31 議第30号 令和3年度富士宮市病院事業会計予算 ○議長(佐野寿夫議員) 次に、日程第21 議第20号令和3年度富士宮市一般会計予算から日程第31 議第30号令和3年度富士宮市病院事業会計予算までの11件を一括議題とします。 ただいま議題となりました一括11議案については、去る2月9日の本会議において当局から提案理由の説明を受けておりますので、これより質疑に入ります。 それでは、日程第21 議第20号令和3年度富士宮市一般会計予算から日程第31 議第30号令和3年度富士宮市病院事業会計予算までの一括11件に対する質疑に入ります。御質疑ありませんか。                                      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) なしと認めます。よって、議第20号令和3年度富士宮市一般会計予算から議第30号令和3年度富士宮市病院事業会計予算までの一括11件に対する質疑を終結します。 お諮りします。ただいま議題となっております日程第21 議第20号令和3年度富士宮市一般会計予算から日程第31 議第30号令和3年度富士宮市病院事業会計予算までの一括11件については、21人の委員をもって構成する予算審査特別委員会を設置し、これに付託の上審査することにしたいと思います。御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御異議なしと認めます。よって、一括11件については、21人の委員をもって構成する予算審査特別委員会を設置し、これに付託の上審査することに決定しました。 お諮りします。ただいま設置されました予算審査特別委員会の委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、      1番  渡 辺 佳 正 議員       2番  若 林 志津子 議員      3番  近 藤 千 鶴 議員       4番  辻 村 岳 瑠 議員      5番  細 沢   覚 議員       6番  望 月 則 男 議員      7番  齋 藤 和 文 議員       8番  佐 野 寿 夫       9番  植 松 健 一 議員      10番  野 本 貴 之 議員     11番  中 村 憲 一 議員      12番  深 澤 竜 介 議員     13番  佐 野   孜 議員      14番  佐 野 和 彦 議員     16番  遠 藤 英 明 議員      17番  稲 葉 晃 司 議員     18番  諏訪部 孝 敏 議員      19番  鈴 木   弘 議員     20番  村 瀬   旬 議員      21番  小 松 快 造 議員     22番  松 永 孝 男 議員 以上21人の議員を指名したいと思います。御異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御異議なしと認めます。ただいま指名しました21人の議員を予算審査特別委員会の委員に選任することに決定しました。 ただいま選任されました予算審査特別委員会の委員は、次の休憩中に特別委員会を開催し、正副委員長の互選を行い、その結果の御報告を願います。 この際、10分間休憩します。                                     午後3時59分休憩                                                                            午後4時09分開議 ○議長(佐野寿夫議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。 休憩中に開催されました特別委員会において正副委員長が互選され、その結果の報告がありましたので、御報告します。   予算審査特別委員会委員長   松 永 孝 男 委員           副委員長   中 村 憲 一 委員 以上のとおり当選されましたので、御報告します。 以上で本日の日程は全部終了しました。 お諮りします。明2月13日及び2月14日は休日のため、2月15日及び2月16日は常任委員会開催のため、2月17日から2月19日は委員長報告作成のため、2月20日及び2月21日は休日のため、2月22日は予算審査特別委員会開催のため、2月23日は祝日のため、2月24日から2月26日は議案研究のため、2月27日及び2月28日は休日のため、3月1日及び3月2日は議案研究のため休会したいと思います。御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御異議なしと認めます。明2月13日から3月2日の18日間は休会することに決定しました。 来る3月3日は午前9時から本会議を開き、代表質問を行いますので、よろしくお願いします。 本日はこれにて散会します。 御起立願います。                   〔全員起立〕 ○議長(佐野寿夫議員) 礼。 ありがとうございました。                                     午後4時09分散会...